ヒュポポリクス

アニメ的には良作なのに原作の負担が大きすぎるのでは、と思った今回のスケッチブック。ほんとにサトジュンって優秀なんだなあと思って見てたけど、演出がヤマカンだったんですね。エンドクレジットまで見てる自分は情けない。

猫が腐ったちりめん食うとことか、ここまでしないとお話にはならないのだろうか。ってくらい過剰演出。お見舞いに来た友人と弟が階段を上がっていくところでは本当にドラクエの勇者一行みたいだったが、急にこんな変なシーンが入ってきて大して取り上げられもしなかったので、原作にあったんだろうか。上から見下ろすレイアウトだったと記憶しているけど、うまい。

あと、空が部屋の天井に名前を付けていく部分。段階を踏んでいく過程と相まって最後のカオス状態は可笑しかった。ゆかりんもセリフあったし満足です。

結局今回の話は猫がメインで、腐ったえさを貰ってその次に普通のえさが貰えた。というもの。お見舞いのいい話は無いに等しい。そういうスタンスならそれでもいいが。

水を買う時の会話も好きだ。