アンパンマン映画評 2回目
今回のレビューでアンパンマンの映画の15作品目までを終える。
シリーズは1989年から毎年作られているので2003年までということになる。
途中からデジタル彩色になって綺麗になるが、それ以上に3DCGを積極的に使ってる印象がある。
6作目 リリカル☆マジカルまほうの学校
魔法の国が乗っ取られた→解決系
魔法の国と言うだけあって奇抜な演出が多い
パースやレイアウトも凝っている
鍋にされたおじさんの操縦方法など細かいところにこだわりを感じた
ストーリー中に教訓らしい教訓は感じられなかったが、ラストのゲストキャラの見せ場というところに来て、自分のできる範囲の魔法で解決して見せたのには感心した。
60m
話3画7演9 ★★★
7作目 ゆうれい船をやっつけろ!!
幽霊船が攻めてきた→特殊系
複雑なキャラであるロールパンナの説明はこの作品でなされていた
船といっても普通に空を飛ぶので夜の空が舞台になる
なので満月が象徴的に配置されてラストは朝日で綺麗に終わる。
ロールパンナとの戦闘の作画が良い
55m
話3画6演6 ★★
ガラスの靴→宝探し系
絵本の世界に入るという設定は面白いが出る時のことを全く考えていない
全面がガラスの建物にいるときにもアップにならないと映り込みなどの演出はない
本嫌いの子供達は放置
解決した理由も分からなければ元凶も分からない
60m
話3画3演5 ★
10作目 てのひらを太陽に
悪い奴が復活したから退治する→特殊系
背景がやたらとデジタル技術を感じさせる作り
たいしたストーリーはなく、ずっと戦闘シーン
そのせいなのか、ボスを倒した後でも尺が余って間延びした感じ
戦闘の作画レベルは高い
60m
話2画7演5 ★★
12作目 人魚姫のなみだ
うずまき城に異変→解決系
中途半端にラブロマンスをやっていて
エンディングの絵は綺麗ではある
55m
話3画4演5 ★★
13作目 ゴミラの星
ヤーダ星がゴミだらけ→解決系
最初に円盤を止めるのでラストと対になっている
衛星落としは逆襲のシャアといわれるが、吠えるロボットはあの作品からか
舞台が宇宙ということで背景が気になるが、以外に色鮮やかだった
昼なのに夜みたいだのセリフはあのガンダムとは逆だが意識したのか
太陽を見る時の「下敷きを使って」という注釈が無駄に教養的で笑えた
50m
話5画4演7 ★★
15作目 ルビーの願い
オーロラの雫→宝探し系
わがままな子が更生するという
回想シーンを使ってまでして教訓を前面に出した
メッセージ性の強い作品
50m
話4画4演5 ★★
これだけ見るとパターン分かってきた。スタッフもほぼ変わってないみたいだし。
第3回もやるかもしれない
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