2014年 春アニメ序盤の感想 (21作品)
アニメがたくさん放送されるようになったことでニーズが細分化されているのを強く感じる。それぞれの視聴対象が狭いから自分に必要なアニメを絞りやすい。 たとえば自分なら女の子しか出ないなら見ないけどロボが戦ってさえいれば見る。作る側もそれを分かってるから、これだけあって一般の人に向けたアニメがほとんどない。現状。
-感想リスト-
監督不行届
ブレイドアンドソウル
健全ロボダイミダラー
一週間フレンズ。
それでも世界は美しい
selector infected WIXOSS
蟲師 続章
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~
風雲維新ダイ☆ショーグン
テンカイナイト
犬神さんと猫山さん
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
メカクシティアクターズ
シドニアの騎士
ソウルイーターノット!
ノーゲーム・ノーライフ
棺姫のチャイカ
M3-ソノ黑キ鋼-
キャプテン・アース
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
ピンポン THE ANIMATION
監督不行届(1-3話)
蛙男商会の5分程度のフラッシュアニメ
庵野監督のオタク生活をネタにしたマンガ原作らしい。扱われるオタクネタについては自分より年上の人なので共感という訳にはいかないが、興味はあるのである程度楽しい。楽しいが、笑えるというのとは違う。岡田さんがEDで流れた「帰ってきたウルトラマン」でハモるべきとこをハモっていないと言っていたけど、私もそこは愚かだと思う。そういうノスタルジーも含めた作品だろうから。
ブレイドアンドソウル(1-3話)
CMを見る限りMMO?ゲームが題材らしいGONZOアニメ
賞金首が仇を討つために放浪し、行く先々でやっかいものになる話でしょうか。
キャラデザの原案が海外の人で、女性の場合、鼻の穴を描いて鼻筋に実線が無いのが、特徴的で面白かった。
左肩に蝶のような模様があるのが主人公なんだけど、その話題が出た次のカットが上の画像。文字が被ってるのもあるし、特に強調しないのは変だと思った。期待してるカット繋ぎと違った。まあ場所が場所だけに映しにくそうだが。
主人公が無口キャラなことがあって、感情表現には顔のアップで目で語ることが多い。そういう意味ではアニメで無口キャラを使う時の演出法が見れるので面白い。
2話ではその主人公の対比のようによく喋るガンナーが出てくる。その前に賞金狙いの3人が主人公を取り合って3人でいがみ合うシーンもあって無口さは強調されてた。口論から一転して3人を始末する動から静のメリハリは面白かったし、19分からの銃とナイフの戦いはカメラが良く動いていた。と、褒めはするんだけど、背景が全コマ動いてるのにキャラはリミテッドだし、カメラの傾きに作画が対応できてないし、カメラの動きに緩急が乏しくて違和感はあった。でもコマ送りするくらい気になるカットではあった。
3話も良い動きだし、アクション主体の作品として良い感じです。登場したばかりのおもしろそうなキャラが全滅したんだけど、あれは全滅しちゃったんでしょうか。
健全ロボ ダイミダラー(1-3話)
エロがパワーになって動くロボで敵と戦うアニメ
エロがパワーというのが不明瞭なのだが、作中では同乗した女性の乳を揉むことで、謎粒子が発生してパワーになっていた。ということは妄想力でもなく、自身のエロさでもなく、欲求を満たしている最中の幸福感がエネルギー源という考えで良いのだろうか。なんてまともな考察をする必要のない馬鹿アニメです。
敵の組織の悪行を、「ひどい迷惑」という言葉で済ましてるくらいのヌルい展開ですから。
登場するのは女の子が多いけど、乳頭を撫でる長官のテクニックに感動して弟子入りする主人公と、禁欲によるパワーアップを熱血アニメっぽく解説する男性キャラは全員馬鹿。馬鹿だけど馬鹿らしさが逆に楽しい。
エロを題材にしていても、必要に迫られて女性を好きにできるようなシチュエーションで、おっぱいを揉ませるだけで満足させているこのアニメは「健全ロボ」の名の通りのアニメだなと思う。
この先の妄想は4話以降で話題になるのでしょうね。逆に序盤がこの程度なら、この先どこまで下ネタが進むのかという点を期待してしまうという現象も起こしているのではないか。
あとパイロットスーツがソレスタルビーイングっぽいね。
一週間フレンズ。(1-3話)
タイトルと序盤の演出から、そうだろうなと思ってたけど、記憶が抜けて振り出しに戻るのをラストに持ってくる展開も含めて、やっぱりそうだった。そうなるのを待つだけの20分は退屈だったけど、2話からの前向きな話はかなり好き。(1話としてああなるのは分かる)
(忘れてしまうから)友達を作らないようにしている女の子は教室では冷たいのに、屋上で二人だけになった時のデレかたが極端で可愛い。ツンデレの変化形みたいなもんだ。リセット後、初めて会う度に主人公に興味津津で、自分だけに惚れる都合のいい女ってまさしく男の理想でアニメだからいいんだけど、上手くいきすぎで気味が悪い。だからこそ先が気になるってもんだ。
この期間限定記憶喪失、どのタイミングで忘れるのか検証したい。168時間周期で忘れるのか、月曜が来たという認識で忘れるのか、日曜の夜に睡眠を取ったら忘れるのか、日曜の夜に1分でも寝た時点で忘れてしまうのか。アニメだから別に拘りはしないけど、この先解決する方向で話は動くんでしょ。
そういえば、「一週間フレンズ。」とはいっても主人公もデートみたいだと意識していたように、「フレンズ」という点が引っかかる良いタイトルだと思う。
それでも世界は美しい(1-3話)
EDのキャスト表示が独特で、声優にベテランが多い気がする。
貧乏な国の王女で魔法が使える主人公が、悪い王様に嫁ぐアニメ。
まず主人公の衣装がピンク一色なのはどういうことなの。面倒だったの?雨だけで火事が消えたのは城に屋根が無かったの?雨で暖炉の火が消えるのか?3話にしてもう嫌な奴になってないぞ王様。そうかこれが生意気なショタ萌え特化型アニメなのか。
selector infected WIXOSS(1-3話)
実在のカードゲームを売るためのアニメであることは間違いない。
そういうアニメにとって必要であるはずの数字のデータが一切描かれないというのは、ゲームに興味がある人間にとってはもどかしい。ルールの説明もせずに戦闘が行われて、勝敗がキャラクターの気力次第であるかのような脚本演出になっている。
たぶん監督が作りたいのはカード使って戦う女の子たちの人間関係で、カードに興味が無いのが露骨に表れてる。というのは3話までの感想だけども。
MTGのように青色がプレイヤーの妨害を得意としているという戦法を使っただけで、ひどい戦い方呼ばわりされていて、たしかに精神攻撃はイカンけど、ゲームを否定するなよとは思った。
選ばれた人(女の子)がカードゲームに勝つことで願いが叶うというストーリーになっているが、主人公の願いが決まらないのと、その周りの女の子の望みの部分を展開して、個々が抱える暗部に触れていくストーリーは「どかギカ」的だが、今後もこういうこういう鰌が増えていくんだろうか。
蟲師2(1-3話)
人気のある作品の続編で、すごく雰囲気が出ている丁寧なアニメだとは思いますが、広く評価されてるというのは煽りでも無く個人的な謎。
1話が酒の話、2話が貝の話、3話が雪の話でした。2話の最後が一瞬何が起きたか分からなくなるくらい綺麗で大掛かりな作画で、カメラが手前に引きつつ大量の鳥が羽ばたいていました。
エスカロジーのアトリエ(1-2話)
有名ゲーム原作のアニメ
主人公が男女二人組ですが、1話にして普通にカップルっぽかったです。ゲームの肝である調合シーンはアニメになると掻き混ぜて待つだけで絵になりませんね。
OPでは良い動きで戦闘しているのですが、OP用に作られていないのか、動きが早送りだし音楽とも合っていないのはもったいないです。本編でこのレベルの戦闘が見れるのなら楽しみ。そして本編の音楽はゲームで使われているものかは知りませんが、ケルトっぽいのやらシタールっぽいのまでキャッチーな曲が多くてとても好き。
ただ、ストーリーは小さな依頼をこなしているだけで面白くない。1話に1依頼でなくとも良さそうに思えた。キャラが動いてるのが嬉しいゲームファン向けだろうと思います。
ダイショーグン(1-3話)
個人的今期最大問題作
童貞の徳川家が生娘と一緒にロボに乗って長崎で戦うアニメ
3話まで見たけど全編通して口以外を積極的に動かそうとしていない。という紙芝居を地で行く作品。動きのある所も、なるべく力を使わないようにフォトショのパペットワープみたいにくねらせて1枚の絵で済ませている力の抜き用。低予算(予想)であることをここまで隠さない姿勢は厚顔無恥で向上心に欠けているとも取れるし、潔くて前衛的とも取れる。
とはいえ絵は丁寧で、まつ毛の長い部下は良いキャラで、尻尾の上からスカート穿いてるパンチラ幼孤はいい感じにちょろくて良いキャラで、単純馬鹿な岡っ引きは良いキャラ。
ちなみにロボパートは3dcgなので3dcgらしく動く。デザインはヴァーチェみたいに何かを隠してる感じ。実際3話では四足獣に変形していた。このロボパートはそんなに長くないし、今の所一対一のロボットプロレス展開でしかないからロボ目当てで見てもがっかりしそう。
エロネタ多めなのはダイミダラーとドン被りでいて、下品さでいえばどっちもどっちだけど向こうは乳首見えるな。
テンカイナイト(1-2話)
小学生がロボに乗り移って異星にワープして戦うアニメ
ボンズ作品のロボットアニメということで見ました。ロボパートは3dcgで別会社でした。
「選ばれし勇者よこの星を守るのだなんて今時はやんねえよ、大人に任せてろ」と子供が言うキッズアニメ。そういうとこは大好きです。
チャンバラが絶望的に下手で、棒立ちのまま腕を前後に振ってるだけだった。
ロボ化した時にナビゲーターとでもいうべき声がアドバイスをくれるんだけど、機械的な応答をするから面白い。
犬猫さん(1-2話)
大きいのんびり屋さん女子が小さい女子を愛でる5分程度のアニメ
セーラー服が可愛い。ポニテがその名の通り尻尾みたいに動くよ。感情表現に髪の毛を使うことは珍しくないが、ここまで動きっぱなしなのは珍しい。短さから2話まで見て、こうして取り上げているけど、まあ女の子しか出ないアニメで、百合特化アニメですよね。
EDのメロディが耳に残る。
ジョジョ3部(1-3話)
前作とスタッフ同じだから特にこれといってないです。相変わらず効果音の文字がおもしろおかしい。相変わらずナレーションが良い味出してる。相変わらずOPが神風動画で、、、これは2部が良すぎただけに3部は楽曲的な締りが無いのと動作自体が比較的おとなしいと感じる。続編なんで固定客が付いたら必要以上に頑張る必要はないんだけど。
OVAで話は知っていてもストーリーは面白いのでスっと見れてしまった。どうしてもOVAと比べられてしまうだろうが、尺はこちらの方が長いんだから描写が丁寧になると言う絶対的な差がある。原作知らないけど原作重視するならこっちとか言われるんだろう。私も人ごみの中を車でつっ走るシーンを早く比較したい。
1話の最初で警官がただ歩くだけのカットに3d使ってたのは驚いた。3話で本読んで調べものしてる所でも視点がゆっくり下りてくる所が3dで感心した。こういう地味な部分に手が加えられる余裕っていうんですか。
メカクシティーアクターズ(1-2話)
悪い意味でいつものシャフト
初めて目にする人には悪いけど、私にはもう飽きたというか、既存のコンテの継ぎ接ぎに見えてくるというか、良い気はしないです。
それでも映像面の水準は高く、止める所はずっと止まって、動く所は枚数を掛けて動かし、カメラ位置は奇抜。光の当て方が特殊だし、色調に変化を付けている。
映像は良し、ストーリーはなんだろう。1話でニートの話だった(今期ニート主人公多すぎ)のが2話にしてアイドルの話に飛んで、ということは主人公複数の話になるんだろうけど、1話で1人しか描かないということで大分混乱した。まるで繋がりが見えなくて。OP見るに全部で9人いるよね。3話放送してない段階ではなんとも言えないけど、キャラ紹介しかない2話の内容は薄いと感じた。
話の全貌の断片も見つからなければ今後が楽しみということにはならない。キャラは紹介してもらった訳だから、要するにキャラに興味が持てたかどうかでふるいに掛けられたと受け取るべきなのか。
シドニアの騎士(1-2話)
3dcgのマネキンアニメ(悪口)
別にこういうチャレンジはしてもいい。でも女子更衣室のサービスシーンが1話にも、2話にも入っていて、マネキンでやられても有難くない。
あの絵自体では無理でも、想像力のある人が脳内美化して楽しむのだろうか。
1話で訓練学校に編入された主人公がロボットのシミュレーターに乗る。どうやら主人公には操縦経験があるようだ。ヒロインはランキング2位、周りは主人公に注目している。その結果、ランキング圏外。という展開にはまんまと騙されて面白かった。やられました。この手の主人公なら9割型天才なのにー。
2話で謎の生命体との戦闘になる期待のロボパート。
光でロボットがほとんど見えないのは自信の無さの表れと取った。じっくりロボットを見せたり、見栄を切るカットが私の記憶では無かったんですね。早い動きでチョロチョロしてるのは分かるんだけど、カメラが固定して被写体を追わないからすぐに画面外へ消える。カメラアイとロケットの光が強くて機体が白飛びしてるし。わざと見えない様にしてるとしか・・。
ソウルイーターNOT(1-3話)
前作のキャラが頼りがいのある先輩になって登場する2期。という意味では前作が好きな人には問答無用で面白いのではないでしょうか。
前作のウリの一つであったボンズの作画は、今期のボンズは忙しいということもあるだろうし、特別優れたものとは思えなかった。
アクションの分、女の子の可愛さを推していく方向で作っていくのだろうというのは1話のコンテで分かった。あざとすぎるくらい主人公の短いスカートだけを映すからちょっと嫌な気分になった。作品の方向性変わったのだなって。
いや、なにも可愛い女の子が嫌いという訳じゃないです。女の子主人公が3人組の中で、庶民にあこがれるさびしがり屋のツンデレ金髪ロング、清楚なホワイトにライトブルーがアクセントのドレスでロイヤル空手の使い手の吊り眉垂れ目前髪パッツンお嬢様ではやみん声のアーニャは一強で可愛いです。
見る目的が定まって無いと楽しくないように、ソウルイーターのアクションを楽しむつもりでいたけどアーニャ目的で見ればいいと分かったから大丈夫。アクションにしたってロイヤル空手のカットは十分面白い動きだった。
エターナルフェザーさんは2話で出てきたけど、どんな名前だよと思ったら3話にして嫌がらせとして名付けられたことが分かった。受け手が変だと思う設定を作るのが上手いし、変なことに理由があったのが嬉しかった。
名前間違いボケ、エンドレスワルツ先輩もドム先輩ガンダムじゃねーか。俺得。
ノーゲーム(1-3話)
ビデオゲームとは言っていない訳で。
今の所ジャンケンとポーカーとチェスで勝負しているアニメ。
なのだが、チェスは違った。外見だけ。という段階でもうゲームとか関係ないよ。
3話の話だけど、初見でルールを模索して勝利するっていう筋書きだけど、ゲームってルールが存在してはじめて成り立つものじゃない。結果ルール無用だったっていうオチを許せるかどうか。そういうことを認めている時点で、いかにズル賢く勝つかという方向でストーリーが進んでいる訳で、真面目な人が馬鹿を見る。いきなりギャンブルで始まるのは、今後もそういう勝負が続くと言うことなのでしょうか。
キャラクターはラノベラノベしているいかにもな感じ(ニートで天才でブラコン)。賭けに負けたことで主人公に惚れなければいけなくなった姫様が賭け関係無しに主人公に惚れてしまっている所が面白い。
チャイカ(1-3話)
前髪の交差が鬱陶しくないのかと気になる主人公がブラコンの妹とカタコトの皇女と死体の欠片を集めるアニメ
カタコトキャラって本で読む場合は大丈夫なのかもしれないけど、アニメになって声で聴くと違和感が大きくありませんか。
戦闘描写がたくさんあるアニメでボンズ制作。2話は屋敷の中を走り回った後、市街地で車から逃げて走りまわった後に大剣とナイフで戦闘していた。その戦闘に使われたカット数が多いにもかかわらず、どこもちゃんと動かしていて濃密だった。飛びぬけた所が無くても時間を多く取ることで戦闘シーンが面白くなる例。で、大剣をナイフで受けるもんだから主人公の顔が必死で、その必死な表情が良かった。
皇帝の死体の欠片が物語のキーではあるらしいが、その辺りの謎が多く残っていて、それを狙う別勢力の存在がいて、そいつらが悪役という訳でもなさそうで、今後の展開が楽しみな話になっています。ロードムービーになるのかな。
M3(1話)
じゃあこのタイミングで書くなよって言うことになるけど、1話しか放送されてないから1話の感想しか書かない。
サテライトのロボアニメで相手は化物。武器の一発が2000万円っていうリアル志向の話なのが良い。サテライトらしく、アニメ調でない3dcgメカは3dcgの動きをしている。私はアニメが好きなので、サテライトの3dcgは3dcgを見せたくて作っているようで嫌い。
ロボに乗るキャラは訓練学校1期生として集められた5人+3人と結構多いように思える。キャラは極端に明るいのと極端に暗いのがいたりバラエティ豊かだが、最初の敵が息子を亡くした母親の怨霊とかで、随分暗い話なんだな。主人公のバックグラウンドにしても暗いし、陰鬱な雰囲気を1話に漂わせすぎてる。
キャプテンアース(1-3話)
ロボアニメはたくさんあれど、私の思うロボアニメはこれしかなかった。
手描きって条件だけでダイミダラーかキャプテンアースしかないし。(ブレイクブレイドは再編集でしょ)
ボンズのスタドラのスタッフだけあって、合体シーンだけで大興奮の出来。ファイナルエクスパンド!とかオペレーターが言ってて、こっぱずかしいけど伝統みたいなものでしょ。
地上から発進して大気圏を抜けた後で複数の中継ステーションを潜りつつ合体、って長ったらしいけどいい感じに面白い。
1話が合体までで、2話から戦闘だったけど、派手さはなく、拳をぶつけただけであっさり終わった。合体がピークだったか。3話でも活躍の場は無く、ほぼ合体しただけだった。新の力が見れるのはいつになるのだ。
そして、地球に接近する敵影を確認して出撃、追い払って終わりというように主人公側が完全に受け身なのだが、敵の正体は一体何なのだ。
3話にしてようやく落ち着いたところで、主人公のいる組織にすら謎があって、どうなるか、どうしたいのか全然わからない。
主人公はパイロットの方なのか、基地司令のお父さんの方なのか、どちらなのだ。
ナナナ(1-2話)
OPがボウイ
美少女幽霊と同居するアニメ
幽霊がオーパーツの様な物をたくさん遺していて、それを集めるのだろうか。2話終わった所でスタート地点に立ったくらいには展開が遅い。
骨折するだろうってくらいの位置から落下しても受け身を取れば傷が無いような世界。幽霊のいる世界ということを考えたら無粋でした。てことで荒唐無稽耐性が無ければ視聴は厳しくなるな。
学校の準備をすればいい仕掛けで、時間割通りに教科書を入れてもあと一つ足りない。そうか、給食袋だ!っていうあんまり面白くない仕掛け。
これを掴みに持ってきたことの弱さは言い訳できない。となると望みは可愛いキャラ。
ピンポン(1-2話)
映画にもなった原作は面白いんだから、誰がやっても成功するんじゃないかって思っちゃうんだけど、湯浅さんが監督をやっていて、すげー面白いです。
原作漫画は知らないから元がそうなのかもしれないけど、画面の分割が随所にあって、一連の動きが静止画でありながら動きを持った絵になって表現されている。それは一瞬の動きをとらえるスポーツ選手の感覚でもあるのかもしれない。
パースの強い構図は球の軌道を魅力的にするし、体のバネを強調することで、動きの狭いスポーツでも躍動的な画面になる。奥行きが付いて距離が出ることから、心理的なことや戦術的なモノローグを出す時間が取れる。ピンポンにとても合っているんじゃないか。
1話にして、すごい中国人がいろんなテクニックを出して高校生をボコった。すごい剣幕で実力差を出すものの、実力者である主人公とは戦えなかった。「どっちが」というセリフがかっこいい。主語を明確にしない日本語を通訳しているという事情もあって面白い。ここで強さの表現の引き出しをある程度出したものだと思うけど、ラリーにはなっていない。
2話でも、すごい70歳が優勢だったが、主人公が覚醒しだすと、スタミナも切れてラリーにはならなかった。実力者同士の均衡した試合というのが、どうなるのか楽しみだ。
EDはロトスコでかっこいい。
ブレイクブレイドはロボアニメだけど劇場版見たのでパス。ただでさえ追い切れない数のアニメがあるのに、とても見てられない。ドラゴンボール改も録画はしておくけど、完結したら見るだろうか。ロードス島はCMであっても一作品ではない。河合壮リドルジュエルペブリュンヒルデがおられアシスタントぶらぶれウサギ、数を自慢するために 見た とは言えるけど悪態ついても仕方ないから自粛。
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