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May 02, 2015

2015年 冬アニメ 最終回を迎えた感想3 (4作品)

当初全話見るつもりだったアニメが思いのほか合わなくて、3話まで見ては断念を繰り返していたら、前回の感想から間が空きました。時間が立ったらそれだけ、文章に熱はこもらなくなるでしょう。かといって見た直後に書いても、それは気持ちが先行しすぎて、まるで冷静で無い、直感的で全体が見渡せていない様な感想になるでしょう。だから少し時間が経って、まだ強烈にインパクトに残ってる部分があれば、それがその作品の魅力なんですよ、と自分擁護。

それから出来たての食べ物がおいしいって神話だと思うんですよ。摘みたての野菜だとか、捕れたての魚、産みたての卵、解体したての肉。新鮮=美味しい だと、どうして結びつけてしまうのか。私はそう考え無い。そりゃ腐りかけは不味いだろうけど、今の保存技術って結構なものだと思うよ。どうせ熱で加工するんだろ。新鮮な生野菜が有難いものなら苗木ごと販売しろよ。そんなに採れたてが良いなら摘んだ瞬間に口に入れろよ。むしろ切り離さずに咥えろよ。と愚痴っぽくなりましたが、今一番言いたかったことは、出来たてのタコヤキは熱すぎるから、出来たてを出されても味わえる訳も無く、すぐ手を付ける気にはまるでならないということです。
 
 

あれから見終わったアニメ
アイドルマスター シンデレラガールズ 全13話
四月は君の嘘 全22話
東京喰種-トーキョーグール-√A 全12話
デュラララ!!×2承 全12話

Im_op
OPでいつも この表情にどきっとするデレマス(そのあと目でかいなっておもう)

Uso05
5話の1人原画回が印象的だったキミウソ

Gu06
堅い女性が酔ったら順当に可愛かったグール2期

Dr12
このシーンの道路 直線長すぎないかデュラララ2期



アイドルマスター シンデレラガールズ 全13話
01話
卯月の髪が描きにくそう。と思ったけど、振り返ってみると、このアニメって各話で取り上げられるキャラが変わって、毎回同じキャラが活躍する訳でもないから、1話では毛先の描写が律儀だったのかなと思った。

というわけで、話数毎に別々の話になってて、あまりストーリー性は感じなかった。10人以上いるアイドルの中で、見た目が濃い奴がいて、同じフレームに複数いても、絶対 杏ときらり には目が行ってしまう。あと言動が濃い奴も多くて、覚えやすいのは良いけど、アイドル業界で埋もれないようにするのは大変だなあと業界の厳しさも学べた。

04話は
ハンディカメラで動画撮る回。だけあって表情芝居が楽しい。各キャラがカメラ目線で話すからキャラ紹介としても機能してる。特にアクビするとこが大好き。
05話は黒ひげ危機一髪であれば、飛ばした方が勝ち。あのゲームが黒ひげと同じルールかは知らない。

06、07話は
思春期のガキめんどくせー。というインパクトのある話だった。学校の友達に自分がライブに出ると見栄を張ったら思いのほか規模が小さくて、いじける高校生。リアルにこういう人いそうだけど、その分痛々しかったなー。ちょっと損な役どころ。

08話は だいぶコメディ。中二病キャラがコミュ障すぎるので会話が噛み合わないというだけで一本の話になってる。普通の日本語話せばいいだけのバカバカしい話だけど好き。

最終回は期待通りに全員でライブなんだけど、ゲーム画面をトレースしたようなダンスで、動きが固くって残念だった。止め絵も多いし演出で作画労力を抑えた様な画面からして、作画能力は1期のアイドルマスターからするとパワーダウンしてると思う。続編とはいえキャラ総変えだし、人気に差があんのかな。

 

四月は君の嘘 全22話
1クール目のピアノから離れていた少年の復活劇は好き。
2クール目の悲劇のヒロインとか幼馴染の恋愛押しは嫌い。

結果として面白いと思って見始めたのに、そういう期待の外し方するのかって新鮮だった。最後の方はスイーツ(笑)が好きそうな脚本だなと白目で見てた。

1話で金髪を見た主人公の視界がカラフルになる演出を筆頭に、頻繁に目がアップになる。これは瞳で演技ができるアニメだって点でクオリティ高いのは分かる。

2話でバイオリンの演奏の作画がすげー長い。そこまでやるんですかと引くくらい動きっぱなし。スケジュールに余裕があるんだな。そこでクオリティ高いのは分かる。

4話にして、もう主人公がピアノを弾けちゃう。もっと引っ張ることもできたのに、この展開の早さ。この後も展開しなきゃいけない内容が詰まっている証拠だ。そこでクオリティ高いのは分かる。

そんで5話、川に飛び込んだ後の首の振り方が、アニメでは無い様な動きで好き。というかこのシーン自体が、主人公が歩き出すターニングポイントで感動的なシーンであり、ヒロインと青春してる美しいシーンでもあり、BGMの盛り上がりもあって好きなんですが。なんと5話は小島崇史さん1人原画だった。1人とは思わせないどころか、この回の動きはだいぶ良かった。
この回に限ったことじゃないけど、崩した絵を使う頻度は多い。極端に線が減るので作画カロリーのバランスのためには必要なんかな。

18話には緑のイデオンが出てきたよ。

 
 

東京喰種-トーキョーグール-√A 全12話
ルートAというけど普通に続き。
前期の最終回のエピソードが終わって無くて、その途中からの話が今期の1話だったから。構成が1話ズレてんだよな。放送局の問題でもあったのか。
だから最終回みたいな1話で、前期見てない人は完全においてけぼりだろうなと思いながら視聴しながら、頑張って前の話を思い出してた。予習しないと厳しい。

面白かったのは6話の
部下と上司エピソード。殉職した上司の娘が部下になる、という人間関係も面白いし、酔った部下を介抱するというエピソードが完全においしい。シリアスな話が多い中で、良い感じの箸休め回だったと。他にも渋いおっさん多くて、人間関係がおもしろいアニメだった。

アクション回多いのが作画面でしんどそうだった。たくさん動かしてはいるけど、動きが固かったりしてたし。
話の方は最終回でおいてけぼりくらった。明らか未回収だし、Cパートで時間軸飛んだし、3期があるってことなんでしょうか。不完全燃焼だ。
この作品、ED映像が特徴的で、毎回違う油絵タッチの絵が見れてよかった。

 

デュラララ!!×2承 全12話
1話の事件の起こし方が上手い。いろんなキャラの視点を使って、時間軸もぐちゃぐちゃなのに、ちゃんと理解できる。話をつなげるために回想シーンも使うけど、早回しにするのが偉い。この1~4話で1個 軽めの事件を持ち出しながらも、大筋の話の導入にも使っている。
その後の大きめの事件は新キャラが出てきた割に、レギュラーメンバーが強すぎて話にならない。

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