攻略指令書は遊ぶのに本編ディスクが必要なセーブデータ集アンドデータベース。
今作からはミニゲームも収録された。
PSP版ジオンの系譜には本編に攻略指令書も入ってるという情報だけ聞いて
結構 勘違いされているようだけど、PSP版に収録されているのは多数あるコンテンツのうちのセーブデータ集の部分だけで、
そのセーブデータも全48ある中の20種類だけしかない。

「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 攻略指令書」
プレイステーション 発売日:2000年6月29日 開発会社:ベック ジャンル:セーブデータ集・クイズ・パズル |
セーブ容量:3ブロック システムデータにも3ブロック使用 |
拡張機器:ジオンの系譜 本編ディスクが必要 |
資料価値 1
クリア時間 ?
クリア難易度 5+以上
コンプ難易度 -
個人的好き度 2
・指令書独自の要素ではないものの
ゲームでしか見ることのできない組み合わせで戦闘前後の会話を自由に聞くことができるのが便利
・クリアまでに要する時間は
クイズは単純な4択が20問x3回で15分あれば十分。
回路を繋ぐパズルは9問x2周分用意してあって、1周目は2時間でクリアできた。
2周目はクリアできなかった。
・パズルの難易度が容赦なく高い。
パズルといっても閃きによってクリアできるというものではなく、制限時間が短いために素早く正確な操作を求められるのが特に厄介なポイント。
まず短い猶予時間の中でリトライを繰り返しながら解法を見つけるところから始めて、答えが分かったら初手から全速力で理想形になるように無駄なくパネルを動かしていく必要がある。
解法を見つけている前提で動かないとクリアできないし、その解法を見つけるのもなかなか困難。
1周目の5面で一度詰まり、恥を捨てて攻略本を見たのにしばらく分かんなかったくらい解かせ方も意地悪だった。
2周目の5面からは逆走させるテクニックも利用しないといけなくなって難解さが増した。
2周目の6面では攻略本の手順をなぞってクリアしようとしているにも関わらず、操作が間に合わないくらい猶予時間がシビアだったので人力でのクリアを諦めた。とりあえずクリアが可能であることを確認したかったのでエミュレーターのクイックセーブを利用したが、クイックセーブを利用してなお難しかったので、とんでもないことだと思う。
難易度の塩梅に関して、そもそも思い通りに操作することが難しいので せめて時間の余裕くらいくれと思った。リトライ無限なのでそれだけは救い。
あくまでオマケ要素だから全く気を遣わなかったのか?2周目は本当にこの難易度にしたかったのか疑うレベル。
・指令書自体のセーブデータはないのでコンプ要素はないと判断する。
・今回の指令書はサターン版よりも機能が増えていて、動画を使って実際にゲームの攻略指南をしているところが良かった。
パズルについては難度の高さでいえばガンダムゲーの頂点に君臨するかもしれない。一番難しいゲームはどれかと問われて、まさか攻略指令書が最難関とは思うまい。その観点では高難度ゲームを求めてる人には盲点なはず。
物理的にクリア可能なことは確かめたしランダム要素もないので決まった手順を踏めばクリアできるはずなんだけど、自分は挑戦する気になれなかった。