ガンダム4話の感想をとても真面目に書く -対外折衝-
ガンダムとして・・と言いたかったけど思ったより使い難いな、この言葉。
リアルタイムでは見ないので感想のタイミングがおかしいですが、機動戦士ガンダムOOの第4話。すごいいい話でしたよね。今回はその魅力について所々余せてお届けしようと思います。
カウボーイビバップもそうだったなあ。と思うんですが、1話完結20分ちょっとでお話が分かるってエンタメとしてとてもいい形だと思います。落ちもちゃんと付いていて。
でもこんなに椅子が出てくる話を夕方にやって、それが中学生高校生に分かるかって言ったら、舐めているといわれても結構。分かりません。
私も一回見て、それから整理するためにもう一回見ざるを得なかったつまり録画して見直すか、意気込んで見てなければ今回の話は戦闘シーンかっけえなで終わりでしょう。食事時ならなおのこと。最低MSがかっこよかったんで、そこには舌を巻く。
-あらすじ-
タリビアという国はエネルギーの分配に不満を持ち、ユニオンという連盟から脱退することを宣言する。そのことでユニオンから攻撃されてもガンダムが守ってくれるからと。
しかし実際にガンダムから攻撃を受けたのはタリビア国であり、そこをユニオン(米国)が助けに来てくれたのでユニオンに入り直して仲直りをした。
でも全部仕組まれたことだったんだね。というやりきれなさも若干残る、最近のTBSアニメの好きな問題提起だろう。
絵コンテ 松尾衡 演出 うえだしげる
ガンダム咬ませ犬ノ回
じゃあ本題に入りますね。
最初のシーンでプトレマイオスのクルーが集まって話をしている。そこに出てくるのはちょっとは男っぽく見えたティエリア。一匹狼キャラではないんだ。あとの3人は来ない。
そもそもどこに住んでるのか。それで(おそらくは300年後の)東京タワーからカメラが下りてきて「ここが東京だよ」と。刹那の家があるところ。ベンチで食事してるけど召集時に対応できるのか不安。
人類革新連盟サイドにて、ガンダムには勝てないことがはっきり言い渡され、奪えということに話が進む。ソレスタルビーイング(CB)って機動兵器4機と戦艦一隻しかないように描かれてるから、ガンダムに少しでも対抗できるMSができたらおしまいなの。
だから勝てないって言いきってくれたことには讃辞を述べよう。
そしてブラックフラッグとかいうのを作っちゃったユニオン軍でしたが、今回は相手にならなかったというか有耶無耶にされた。そこで奪うということについて不安にさせられるのが、パイロットが狙われる可能性であり、刹那がガンダムに乗り込むまでのガンダムの放置っぷりです。
通信を妨害する粒子を持ってるってことは、あからさまにおかしな部分があればそこにガンダムはいるだろう。で、海に潜ってガンダムに乗れたってことは相当浅いところにガンダムが置いてあったということになる。しかも東京に定住しているとなれば、そこから招集にこたえるためにガンダムの置き場所も限定されてくる。
そういう不安要素を前面に押し出した回でもあったように感じた。
最後サジがテレビニュースみて「ガンダム=悪」って言ってたのが印象的です。流石に絹江さんはジャーナリストだけあって全部把握してるけど、一般人担当のサジ君からすれば報道で与えられる情報が全部なんで、ユニオン属国の日本のニュースじゃあそう思って当然だよなと。
あとは新キャラが出てきて、なんでこいつカツラを3重にかぶってんだろう?とか、幇助なんてボキャブラリ俺にはねーぞとかアザディスタンの説明って過去にないよな?って。
-難解語解説-
幇助: 他人の犯罪行為を容易にするため助力すること。
折衝: 外交的・政治的な駆け引き
ソレスタル: solだとおもってたけどcelestial。人の届かない位置
アザディスタン: 中東の国。3勢力外。刹那も中東の人だった。
コーラサワー: ColaだとおもってたけどCorla。
もう4話の感想じゃないけど、冒頭で民族・国家・宗教間での争いってアムロが言うんだけど、宗教も民族も出てきてないというのは私の知識不足か。
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