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November 16, 2007

漕ぎとエル後住む

コンスタントではあるけど自分が見返した時のために将来が心配だったことを記録しておく。

2001年宇宙の旅の前半だけ見ました。
後半は違うと思ってるだけなんだけど、最初は設定だけでできてる映画ですねこれは。
当時の未来像を再現できました
みたいなことを延々とやってて、今見てもつまらないとは言い切れない清潔さがあったけど、これが汚くなるとスターウォーズになってそこがまたリアル、とかいうのは別の話ですすみません。

でもその宇宙が出てくる前にもやたら長いじゃないですか、はじめの15分くらいずっと猿人のターン。これは上映されたものそのままのフィルムですか?
過去の猿人が再現できました」といわんばかりにメイクを見てほしそうな映像。

そう、映画とは文字だけ見ると映画でしかないようなのです。
そこに作劇の有無は問わない。
この「2001年」が今も語り継がれる名作映画だとしたら、映画の意義って実際はこんなところだったのか。

とはいえもう後半ちょっと入ってますがHALの話は面白いし、これから哲学に入っていくことは明白なので、それだけじゃないってことは分かります。

あとね、これ見て2050年宇宙の旅を作りたくなった。
流石に古さを感じずにはいられないというのもあるし、ロボットが出てきてもいいと思うし。
そしてたどり着いた答えはドラえもんでした。
ブリキのラビリンス」というやつです。
ロボットに頼りまくった人間は自分で歩くことも呼吸することも困難になって機械が人間を支配する世の中になるというストーリーですが、まんまそこに行きついた。

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