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June 25, 2008

なにこの例文・・

かつて教員免許の取得を目指したものとして、どちらかというと強制的に英語教育を受けている身として授業中に授業の内容について考えることがあります。

教える方法という点について であります。
昔予備校行ってた時一人の講師が来年は今年よりうまく教えられるけどごめんなと言ってたのが印象的であった。

関係代名詞ってなんで関係代名詞なんだろうか。
これは日本語訳で、日本語にはない語だもの。こういう疑問を持つべきです。
relative pronounsってのが英語のスペルなんだけども、そうしてみるとまんま直訳なのが分かります。
では関係代名詞ってなんなの?

relativeっつーと「関わりを持つ、(同じものに)属する、とりまく、関連する」といった意味を持つ。持つんだったら持つのだ。
関係代名詞の説明によく使われるのが、文をつなぐ接着剤
                         先行詞を修飾するもの
                                        等

御託以前に使い方はというと
"The boy is a boy who was a girl."のwho の部分だね。訳スト、「そいつは女であったが今は男さ。」となるな。どこがwhoの訳かというと厳密に言わなければ訳さなくて良い。
訳さなくていいと言ってるんだから訳さなければいいだろうが。
このわからず屋。

whoの中身はといえば(and + he)で構成されている。この場合は。
それに置き換えれば
"The boy is a boy, and he was a girl."と、一気に文のレベルが落ちた気がする。でも問題はない。意味に変わりはないのだから。

例として、こんな文もある。
"The boy who is swimming in the pool is my neighbor."
この場合置き換えられないが、無理やり置き換えると、
The boy is my neighbor (and he is simming in the pool.)
となる。
ここで分かって欲しいのが、whoに続く文の方を括弧でくくるということだ。

まったく長くなってしょうがない。まだ続く

関係代名詞でなしに代名詞。大飯じゃない打ち間違えるな自分。
代名詞は前述のものを表す語であるのに対して
関係代名詞は接続詞を使わずに、一つの文章内限定で、先に述べたものを表す語。

こいつの存在価値は、文が簡潔になって主語が一つで済む。
【修飾に使われる分の方の主語はあくまで修飾する分の塊の中での主語にすぎなくなり、読者の文の理解の上でどちらが重要かはっきりする。】

関連性を表すために主語の性質をもつ語を接続詞的に扱える語。完く。(続き的な意味で)
主語の性質をもつ語=代名詞
関連性を表す=使用上の目的
接続詞的に扱える=文法上の用法

関連性を表すということは
関連性が表わされるということは
もっと主要な文章がそこに存在するべきで
接続詞を使うと並列の重さになるが
そうではなく括弧的な意味で付属させられるということは
その文はおまけと捉えていい。
早く読みたい時は関係代名詞は飛ばしたらいい。
だから"The boy is a boy who was a girl."の文も
昔はともかく 今は というニュアンスを大事にしたい。

もし「その少年は少年で少女だった。」と訳せばそれは間違いだろう、と。

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