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July 13, 2008

ガンダムの主役機交代劇

ダブルオーの第2期は4年後の話のようです。それに合わせて4人が新ガンダムに乗ることが決まっていました。


そうでないと新型MSが出てくる必要性が見当たりません。
ロボットアニメで定番になっている主役機交代やパワーアップパーツ等は、技術不足や、材料不足などで開発が遅れるからこそ、後になって出てきて主役の座を奪うほどの力を発揮するのが大抵です。

それが、たかだか数か月後の新型機だなんて言われてもマイナーチェンジでしかないだろうし、それだったら初めから開発を匂わせておいてもいいと思う。やっと完成したのか!なんてセリフもあるんだけど。

1機目の主役機が第1話以前に開発されていたならば。
第1話で初陣なんてことは半分以上の作品に該当されることだと思われます。が。そうでない場合はそのロボットは開発からある程度の時間が経っているということになって、新型が出てきても、そいつに割いた開発時間には余裕があったものとなる。今までよくこんな古いもので戦っていたな。とかいうセリフと共に。

もうひとつニュータイプロボットができる条件に実戦データを反映するという手段もあります。そうすると、今まで平和だった地球に何らかの敵が出現してからでないと新型は作れないことになる。物語後半に新ロボが出てきてもしかたのないことです。

ところでガンダムSEEDでは
C.E.71 1/20 にストライク以下4機がロールアウトして、
同年 5/5 にキラがフリーダムを強奪しています。
その間、3か月しかないというのは。

それぞれ、連合と、ザフトのMSではあるが、フリーダムがストライクを基に開発されたことは言うまでもあるまい。便利な言葉を使えばコーディネイターだからの一言で片付くが、演出の言葉だけでは納得できないほどの能力差が、この2機の間に顕然と存在している。仮にストライクに核を積んだとしてもフリーダムに敵うとは思えないし。

これらが登場する6年前のC.E.65が、世界初のMSプロトジンが完成した年だ。
ザク(U.C.74)と比較しても開発速度が速すぎだということが分かる。


他のガンダム作品と比べてもおもしろい結果が現れる。(ガンダム作品しか頭に入っていないが、他の作品も調べてみたい。)
Gガンダムはガンダムファイトの決勝戦の日時は予め決まっていたので、それに合わせて新型を開発していた。能力差は不明。

ガンダムWはより古いプロトタイプが2号メカとして登場、搭載システムが危険なくらいで、武器は1号メカのものを2本持たせたといってもよかろう。

ガンダムXは15年前の戦争で使われていたMSが主役機ということもあり、これだけ時間が空いていれば新型メカにも納得はできるのだが、ダブルエックスの横で戦うジャミルのガンダムXも同じくらい強かったように思う。新型と言ってもただの改修機でしかないのか。

ターンAの場合、初起動時にビームライフルを壊し、以来素手で戦っていた。後にビームサーベルの存在に気づいたり、ミサイルが格納されたり、シールドとライフルが発掘されていた。

では最後にZガンダム、これは変形時の衝撃に耐えられる装甲材とフレーム強度が必要だったMSに、偶然シャアがアクシズから持ち帰ってきたガンダリウムと、強奪したMk2のムーバブルフレームが手に入ったことによって新型MSの開発が可能になったパターン。さらに言えば、カミーユがフライングアーマーを見てからその情報が反映されているので、設計期間はかなり短いものといえる。
ジャブロー攻撃が5・11
アポロ作戦が8・10
開発期間は3か月しかないと言いたいが、Zガンダムの場合は、フレーム材の問題で開発が滞っていただけでプロジェクト自体は既に存在していた。ジャブロー攻撃前にロールアウトしていた百式もプロジェクトの一部であるし、それ以前にプロトゼータは完成していた。

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