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September 08, 2008

簡単なプロデューサーばなし

過去のアニソンの和訳のページだけ未だにアクセス数が多いんだけどどうして?
気に入ったのなら仕事を下さい。まじで。

「director's magazine」の木崎さんの回を読んだんですが、木崎さんというのは音楽プロデューサーの人です。なんで読んだかというと、槇原敬之関連の発言目当てなんですけど、同誌に載ってる本間さんの方が槇原さんに関してはよく話してた。

そして痛感したのが、音楽業界にプロデューサーって大事だってこと。そのまんまだね。

音楽の質に関しては変わったとは思わない槇原氏でも、木崎プロデューサーが抜けてからの8thアルバムくらいから売上がかなり落ちてるんだよね。
ソニー移籍後だらうか?

プロデューサーの仕事は作曲ではないので音楽そのものに影響を与えないというと変な言い方になるが、人を集めることはできるよね。つまり結果的には誰作曲でも、その音楽に大きく影響を与えるし、本を読んでいると、アドバイスや方向性を提示して一緒に作っていくスタンスの役職のようで、できあがった曲はその人の才能でできたものであろうとも、その才能を引き出した、つまりそれを作らせたのはプロデューサーの力量であると。
目から鱗な話。

槇原さんが逮捕後に曲のつくりが変わったのは、改心したからというのもあるかもしれないけど、自分でプロデュースをはじめて誰からも口を出されず、好きに作れるようになったのも大きな要因ではないのかと思う。
歌詞の部分もそうだし、音楽の面でもどんどん売れ線から外れた音作りをやっていて、あれはかなり変ですよ。

あと、すごいヒットした「世界に~」も提供曲ですが、初めは別の曲を渡したのを向こうのプロデューサーの指示があってこの曲を作りなおしたという話もあります。
人の能力を把握してうまく使える人ってすごい。

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