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November 05, 2008

ドラクエとFFの欠点

こんな記事があった。

なんで今頃と思った。

こんな記事を探り当てた。
長いので流し読みしかしていないが、記事中頃の表に注目した。

RPGを揶揄した作品ということで、どこがそうなのかというと結局、第二類型と言われる部分にしかないのでは。

逆に、帰納で考えれば、モンスターを倒すのもそうだけど、お使い要素が既存RPGをRPGたらしめているのではないか。

これに対する解決は、誰かに命令されることなく自由に行動できる。制限ができる限りない。つまり自由度が欲しい。

フリーシナリオシステムというのがロマサガにはありましたが、入口を選べはすれどラストは一つしか用意されていない。3はサラとかあるけど。

moonを考えるにはmotherの話もしたい。西洋風の城がデパートになり、剣をバットに持ちかえ、倒した敵は死んでゴールドになるのではなく、我に返り、お父さんは偶然そのタイミングでお金を振り込んでおいてくれる。あと魔法ではなくサイキック。
典型RPG壊しはここから始まっていたと言いたい。
舞台と設定を変えただけと言えるのかもしれないが。

同じようなのでメタルマックスというRPGのキャッチコピーはドラゴン退治はもう飽きた。とか何とかだったと思う。装備品を自分の戦車につける趣旨のRPGで、それでも普通のRPGか。

そうするとMOONは完全にRPGではないんだね。だからRPGを作ろうとすると全部舞台と設定のマイナーチェンジにしかならないんだから、RPGに飽きたらRPGをするべきではないという答えに辿り着く。


冒頭部分のフェイクムーンについてのことは、要は自分の信念の崩壊だとか別視点から見た正義のことで、単なる勧善懲悪の否定にすぎない。
畑違いだけど海のトリトンとかザンボット3を思い出す。
ザンボットは正義のロボットのパイロットが、戦闘の舞台になった都市の住民に石を投げられる分罪の意識は重いが。

また話は飛んで、戦闘がないRPGといえばライブアライブのSF編なんてのもあったが、あれは終始おつかいでした。あのゲーム自体短編集だから仕方ないことだけど、可能性を感じるゲームだ。

戦闘は、戦闘を繰り返してLV(というものがあるのならそれ)を上げればシナリオの壁となる敵を倒すことが出来て、その目的はシナリオを進めることであり、城の周りにいる敵が簡単に倒せてそれがレベルアップに繋がるのならそこで最大レベルにすることは可能だということは、初めからそのレベルでスタートしてもおかしくないと思わないか。

似たようなRPGを10個もクリアすればそんなことも考える。これについての解決法は敵の数を限定するか、自分より弱い敵が出てこないようにする。出てきても何の足しにもならないとか。

motherの2以降は弱い敵との戦闘は簡略化されてよかったことがまず思い出される。それでレベルアップできるけど、ラスボス戦はイベントだしね。ロマサガは敵がこれまでの戦闘回数に比例して強くなる。さっきから同じ名前が出てくるけど、とても評価してるんです。
ライブアライブもロマサガと同じく敵が強いタイプに取って代わり、戦闘後のメンバーは最善の状態まで回復します。戦闘はあるがLV上げを強要しないところはとても素晴らしい。敵の数も限定ではないけど、従来のランダムエンカウントではない目に見えるタイプだ。motherもそうですけどね!

急に話は戻るが、クロノトリガーはオープニング直後にラスボスと戦える自由度がすごい。そのために能力引継ぎもやっているし。
同じような理由でFF6の後半もよくできている。
何度も遊べる要素はゲームの一本道化を防いでいるという効果が結果的に自由度と呼べるでしょう。単なるキャラクターメイキングにせよ。
さっきから例がSFCばかりなのは自分の至らない部分です。でも知らないから・・。

いくらストーリーを変えたところで大抵のRPGはコピーでしかないんだ。
美少女ゲームと一般には呼ばれているものは実際にはただのデジタルノベルでしかないのだが、先のコピーと呼んだものにはこれと同じものを感じます。
ゲームなのか、これ?

ここで強引にまとめると、おつかいしない、だから情報収集もしない、それは初めから目的がはっきりしているから、そして無駄な(時間の浪費になる)戦闘がないゲームが理想。それがRPGであるわけがない。motherの町の人との会話は大抵情報収集ではないけどね!

L.O.Lを買ったので長々と話しちゃいました。もうすぐやるぞ!

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Comments

そもそもRPGの本筋自体そうなんだから、おつかいも情報収集もRPGの要素だろうし無ければRPGとは呼べないよなあ。ロールプレイング。演じてるんだよね。プレイヤーが。与えられる役割に飽きたらこっちの自由にやらせろとも思うよね。
クロノクロスなんかは通常戦闘ではレベルが上がらず、ボスを倒せばレベルが上がる。シナリオを進める上ではスムーズだったなあ。
ドラクエとFFの欠点というか、そもそもRPGの二大タイトルとして持ち上げ過ぎです。

Posted by: mukudori | November 05, 2008 17:29

ビデオゲームをファミコンと呼ぶようにRPGに本来の意味を求める必要は無いと思います。ドラクエのようなゲームがRPGです。
少し違ったら細分化して~風RPGとしたらいい。この理屈だと竜退治西洋風RPGという言葉は通用しない。まんまドラクエだから。
この記事タイトルは釣り目的でつけたので実は深く考えていない。

Posted by: 管理人 | November 06, 2008 01:09

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