That right would always win
David FosterとNatalie ColeのGrown-up Christmas listという歌です。
タイトルの意味はクリスマスリストというのがサンタクロースへのお願い事を連ねたもので、グロウンアップは成長して大人になった今の、という意味です。
これから話すのはそのリストの中身のうちのひとつ
No more lives torn apart
That wars would never start
And time would heal all hearts
Every man would have a friend
That right would always win←ここ
And love would never end
動画に歌詞が出てますが
「正義がいつも勝つように」の部分についてだけ。
この動画の和訳は全体的にとてもやる気が無い。そしてここの訳も良く思わない。
正義は勝つ。ってとてもアメリカ的な思想に感じられるのだけど、逆に言えば筋違いなことが通らないようにってことですね。それは戦争にしてもそうです。そんな戦争は止めてって直前まで平和的な話をしているのに勝つとか負けるとかってことを持ち出してほしくないんです。
平原綾香さんのカバーも「勝つ」って言っちゃってるけど知ってる簡単な言葉ほどおざなりになるものなのか、winだって多義語なのに。
試合に勝つ の他に
勝ち取る とか
目的通りの結果に落ち着く
人の心をつかむ
なんかの意味を持っているのがwinて動詞だ。
そうすると、思った通りになる。のような意味で取るのがいいとして、おがわとーるさんという人のブログを見つけました。
ここでは「真っ直ぐな志が報われ~ように」と訳されております。感激的な訳でした。
「~ように」っていうのはお願いごとだからリストを全部言った後に一番最後に取ってつけた語尾のことです。
報われる。だって。
こんなの見たら他に自分の訳が思いつけない。でもこれalwaysが抜けてないか。
正しいことが必ず認められますように。ってしたいけど「正しいこと」なんて自分で言っちゃうのは傲慢だし、真っ直ぐな志ってのもいいかもね。
他に
Amy Grant
Kelly Clarkson
の歌も紹介しておく。
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