好きなミュージシャンの好きな音楽の数を知るべき
CD出したりして音楽を作ってる人は当然音楽が好きだから音楽を作ってるわけで、それぞれ好きな音楽があると思う。じゃあ自分が作った音楽はそれ以上に素晴らしいと思って作ってるんだろうか。
この質問に対してネガティブな答えを出せばゴミを増やすなと言われるし、俺の方がすごいとか言うとおこがましいと非難を浴びる。
正しい答えは「あれはあれで素晴らしいけど私のものにもオリジナリティがあります」だ。
いろんな音楽を聴いてきた人なら音楽家を目指す以前にもう自分が作らなくてもという気持ちになるんじゃなかろうか。それでも音楽がやりたいというのはこの世に自分の満足できる音楽が無いからということになって、もはや自分のための創作活動と言ってもいい。
つまりそうやってできた音楽というのは、その人の愛する音楽を受けたうえで作られ、その音楽なしにはできなかったものだ。けれど聴き込んでいるならパクリになろうはずがない。自分が真っ先に気づくから。
という話の前提で、よりたくさんの音楽を聴いてきた人ほど曲を作るのが難しいという理論を展開する。そうすると知識の量が多ければ多い人ほどオリジナルを生み出す能力が高いという結論につながる。コピーにならないのだから。そういう人は正にクリエイターと呼びたい。(元を知らずにコピーを作った同等能力の持ち主のことは知らない)
だからミュージシャンに対して欺瞞の眼を持つためにはその人の影響を受けたCDを調べれば割と簡単だろう。古いものを聞いていなかったら知識が浅い可能性が高いし、数が少なかったら、聞いているジャンルの幅が狭かったらそれだけその人の引き出しも少ない可能性が高いから。
その上知識が無いと、知らずに誰かの楽曲のパクリを堂々と行ったりするかもしれない。
「アニソン似ている曲BEST10」という動画を見たのでこういうことをいうのですが、メロディもそうかもしれないけどみんな同じ楽器しか使わないのも問題に思える。もっとシンフォニックなものが流行ってもいいのになーと思った。
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