弱者を相手にする仕事は嫌だ
特別な教育を受けたわけでもなくコンピュータを操作する私はその時々でインターネットから情報を引き出して自分の知識としているわけですが、web検索が下手な人というのはウェブページの書き手のことを分かっていないのは愚かボキャブラリーの貧困さも相まっておまけに検索システムの根本も理解していない。
情報弱者はきっとこうやって生まれる。
システム管理者と読んでいいのか分からないけど、プロバイダ会社で働いてるような顧客サービスのアドバイザーなんかの人は、大抵はそういう情報弱者を相手に商売をしているわけだ。
きっとそういうところを職場に選んだからには相当の知識があるんだろうが、商売相手がそういう人ばかりでフラストレーションはたまらないのだろうか。
このフラストレーションというのは自分の知識が全く生きていないことに対する不満であって、お客さんが面倒だという話ではないです。だって検索すればタダで載ってるようなことを検索せずにお金を払って呼んでくれるわけじゃない。
そういうのって申し訳ないなってみんな思ってるはずだ。
それとやっぱり頑張って得た知識はできるだけ活用したいしね。難しい問題ほど解いた時の達成感は大きい。
きっと私が教師になる勉強を1年で辞めたのはそれと同じ理由だ。
模擬授業で少し発展したことをやったらついてきてくれなかったあの時の気持ちがフラストレーションだったのだろう。
楽に生きたくないとか自分に挑戦したいとか体裁のいいことは言えるけど、その実はよく分からない。なんか褒めてもらえるようなすごいことをしたいっていう、違いの分かる客ありきなんじゃないかと思っている。
(タイトルを見返したら、だから人は支え合って生きてるんでしょとか言われそうで怖い。それは今回の話とは違うので却下。)
| Permalink | 0
Comments