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September 23, 2009

ビーディファーティト

目の前にジャワティストレートがある
そのラベルには大塚ベバレジ株式会社とある
製造会社のことだ

引っかかりを覚えるのはベバレジの部分で、私たち日本人の耳馴染みとしては飲料を意味するbeverageのカタカナ表記はビバレッジのはずだ。
キリンがそうだ。
まあ実際発音記号に倣うとベバリッジ・べブリジなので一文字目があってる大塚の方がそれっぽくなってるといえばいえる。それを日本語っぽくしたものがビバレッジだと直感で感じてしまうのだけど、これは日本人を長くやってきた慣れでそう感じるのだろう。

英語のカタカナ表記は特に統一されていないので同じ単語でも表記のブレは頻繁に起こっています。

英語がカタカナになっていて分からなかったことといえば、私の場合真っ先にビーディファーティトが思い出されます。

富野由悠季著の閃光のハサウェイ(下)、第10章にそうある。
これを始めに読んだのが中学生だったと思うんだけど、何かの固有名詞としか思えなかった記憶がある。

これはビーとディファーティトの間があいてるのでビーはbeで「ティト」が過去になって受動態だということでやっと意味がつかめる。
それでもディファートという動詞で心当たりは無く、辞書で調べてもらしいものは見つけられなかった。
内容から察するとdefeatがそうなのだろうということで納得しているけど、これの発音ってディフィートであるべきなんですよね。
ちなみに他にはdeafenedとかdifferedがかすったけど、これはどちらも末尾が「ド」なのでありえない。

同じく下巻の8章にフォリスト・12章のディとかに違和感を覚える。
この下調べの作業で上巻のパシュー・ウェイが分からなくて調べたらpursueに違いないということが分かった。耳馴染みのない単語ならカタカナにするのは危険だと思うのだけど、この本の章題は全部カタカナ英語で統一されてるんだよな。

エルガイムを見てても同じ気分になる。

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