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June 08, 2010

ガンダム本紹介3 Zガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに

ガンダム00_Pを4巻まで買ったのでそれを読むかと思わせておいて、似たコンセプトの「アドバンスオブゼータ(AOZ)」を読んでみました。

 

AOZはマンガ全4巻は読んでいたのですが、全く話は頭に入っておらず、今並べて読んでみても戦闘描写が下手だと思える。
もともとは模型写真にショートストーリーを付けて連続ドラマに仕立てる、ガンダムセンチネルのコピーのようなものであっただけに、モデリングとか新モビルスーツの方に重点が置かれていたのかもしれない。そんな部分がストーリーラインの捉えにくさに繋がっていたのではないか。
ところが小説版の「ティターンズの旗のもとに」になると、文構成が回顧録になっていて時間軸が整理されているのでかなり読みやすかった。
そしてメーンのストーリーは法廷もの
主人公であるエリアルドが軍事法廷にかけられる所から物語が始まる。その罪状は主に4つあり、それぞれの証人を弁護士が集めるというゲーム要素のあるお話で簡単に読み進められました。

軍事法廷といえば0083のラストだったり08の映画であったりハサウェイもそうですがよく出てきますよね。それでもここまで裁判を主軸にしたガンダムはありません。
などと言うと、実際に専門的な法律が出てくる訳でもなく本格的な裁判の描写があるわけでもないのでがっかりされると困るのですが、読み物として面白い。

他のガンダムとの関り合いの部分が細かく入っていて、教本にアムロが出ていたり、デンドロビウムのようだと形容したり、ニューディサイズについての言及があったりして、ガンダムしてます。

そんな本を読んだ影響でアジスのフルネームが気になったり、ネモとマラサイとアナハイムについて調べたり、ディアスとディジェとカラバについて調べたり、流体金属とシャイニングフィンガーについて調べたりしてひさびさに頭がガンダムでいっぱいになった。

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