ガンダム本紹介4 ~Gジェネゼロ 攻略本17冊 レビュー~
Gジェネゼロの攻略本がやたら多いということをネタにブログを書きます。
あと全部が全部攻略本という訳でもないようです。
あとGジェネゼロの本として4コマとかコミックが4冊出ているようです。
そのまえに少し別の話ですが
このゲームのTASに興味沸いたんで2ステージクリアするとこまでいったけど思ったより考えることが多いので2年後に無ければ作るかもしれないレベルで企画中です。
初代でない理由はボーナスステップが無いから。
Fでない理由はステージが多いこと。ステージが選択制なので可能性の模索が面倒なこと。
ゼロがいい理由はMFのEN消費が無いこと。
Gジェネがいい理由はGP02で大抵一撃だから。戦艦さえ破壊すればいいから。前半戦だけクリアすればいいから。核ミサイルが使えるから。敵の本拠地さえ制圧すればいいから。
ゼロだけ確認したところEDでターン数が出るからやりがいある。
Fだと黒歴史コードで金さえあれば好きなMSが作れる。
金はトーラスを売れば稼げる。
それがゼロだとGP02の開発にはGP01のACE登録が不可欠であり、それまでどう場を繋ぐんだって挫折しました。
左上から順に
徳間書店
徳間書店 プロフィール達成編
メディアワークス 超完全攻略バイブル
双葉社 進化論
講談社 MSパーフェクト図鑑
講談社 完全攻略大全
DNA エンサイクロペディア
ソフトバンク ナビゲーションガイド
ソフトバンク パーフェクトガイド
テイツー MS開発最終報告
ローカス 設定解説ファイル
アスペクト(エンターブレインから再販) コンプリートガイド
アクセラ テクニカルデータ
アクセラ テクニカルデータプラス
アクセラ ガイドブック
ケイブンシャ 新聞
ケイブンシャ 一生楽しむ本
この中ではアスペクトのファミ通のコンプリート・ソフトバンクのザプレのパーフェクト・ケイブンシャの一生本の3冊がそれなりにまともで、他は駄目。
MS開発最終報告とMS進化論はプロフィール埋めに重点を置かれたものだが、1冊別に手に入れる程でもない。
それでは発売順に1冊ずつレビュー
0722 アクセラガイドブック 950円144P
最初期に出たB5版のGゼロ本。ガイドブックという言葉で勘違いしかねないが攻略する気は全くないので気を付けなければいけない。各作品のストーリー紹介やモビルスーツのコンセプトを細かく説明してくれているという意味でガンダム世界へのガイドブックといえよう。ダブルフェイクやモビルスーツジェネレーションについての文章もあってなかなか侮れない。MSが見開きで12体ずつ載っていているがゲームで役立つデータは地形適正のみ。後は4行程度の紹介文付き。
0811 アクセラテクニカル 950円272P
アクセラ3部作の2冊目は攻略してくれたけど19話までだよ。
イベントにはその内容が分かるように見出しタイトルがついているが抜けあり。ページの大部分はMSデータだが開発先と設計MSの一部がsecert表記になっている。情報規制の解禁前に出版されたため。
0910 ソフトバンクナビ 580円160P
巻末に袋とじ付き。内容は開発・設計図、情報規制で開発先が?になっている部分がある。攻略は31話まで。
MSデータはステータスのみで武装は載って無い
MAPあり・戦力情報あり・イベント情報あり・注目ユニット情報あり
出撃数、占拠数、デモ有無、難易度、後半有無がまとまってる
0916 講談社攻略大全 1200円162p
他に比べて薄さが気になる。MSのCGはゲーム中のものというのが珍しい。→見栄えは悪い。途中で急に白黒ページになる。シチュエーションモードでは情報がイマイチ整理されていない。イベントの情報も出していない。小説版のルロイギリアムの紹介をしだすが、ゲームには未登場。中途半端な一冊。
0923 アクセラテクニカル+ 950円274P
プラスとついているが、無印テクニカルと併せた2冊で一人前なので注意。アクセラの攻略本は全てお札1枚で買える950円。でも2冊合せると1900円(税抜き)と高くつく。イベントは前回同様内容は分かりやすいが抜けが多い。シチュエーションモードの攻略は20話以降がメイン。48~50の攻略が急にずさんになる。間に合わなかったのか?
MSデータは簡潔なものになっているのでテクニカルデータを使えということだろう。名前を上下巻としなかったのは阿漕なものを感じる。
専用機・レンタルキャラ条件リストあり
回収可能ユニット・ACE育成ユニットのリストあり(1~19話までの)
0925 徳間ゲームの歩き方 848円290P
31話までの攻略本。やっぱり表紙にはそんなこと書いてありません。
そしてリスト内に「?」あり
このシリーズの攻略本はB6サイズなのでそれが大きな特徴だ。
攻略の情報はしっかりある。会話イベントのリストもあるが結構不完全。
コーヒーブレイクという原作コラムあり。
MSデータは見開き26機ずつでびっしりと文字情報だけで掲載されている。
1008 講談社MSパーフェクト図鑑 1300円180P
巻頭に折りたたみページがついていて、たった6ページにMSと戦艦がびっしりと載っている。ちなみにそれが目次である。
タイトルの通りシチュエーションモードの攻略は無くてMSのデータだけの本。MSのデータは作品ごとにまとめられている。ひみつエピソードという原作コラムがあり、キュベレイが分離システムを使ったと書かれていたが?
1015 スタジオDNAエンサイクロペディア 1580円 145p B5サイズ
ゲーム画面を用いた原作紹介の本。帯には「すべてのガンダムマニアに捧げる」
というわけで攻略本では無い。アニメの設定画がたくさん掲載されていて、キャラやMSの解説をしている。ストーリーはゲームの進行順に追って解説されている。0080の作品紹介のページでは、いちコンテマンであった佐藤順一にも触れている度合いのマニアックさをみせる。あと、Zガンダムの作品紹介の文章がエキセントリック少年ボウイになぞらえたものになっていた。なんでだろうと思ったら、Zガンダムとエキセントリック、なるほど・・・。
(追記ですけどこの本の発売日は2000年でした。つまり他より1年遅いのですね。)
1020 ソフトバンクパーフェクト 1500円448P
個人的な話、当時自分が買ったのはこれ。作品毎に世界観を解説するページがあって読み物的な部分も多い。イベントは抜けが少しみられる。どのマップの攻略も割いたページ数が同じなので話数によっては簡略すぎる気も。というわけで3番手。
捕獲可能MS出現話数リスト
オリジナルキャラクターにカットイン情報(初期ステのみなのでマイナス)
MS見開き8p、開発設計情報まであり、アイコンとCGグラ
MAPあり・戦力あり・イベントあり
出撃数、占拠数、デモ数、志願兵数がまとまってる
コラムが多彩、おススメMSアドバイス設定解説
ページ端の見出しに話数 システマチック。
1023 ファミ通 1500円480P
早めに出た割には内容の濃い1冊。レイアウトが整理されていて読みやすい印象。イベントの条件とともに内容が一目で分かる見出しがあって便利。攻略記事も一番丁寧で指示が細かい。無視されがちなバトルマッチモードについて20ページも解説しているのもポイント。ユニットデータは見開き8体ずつ。必要な情報は全部揃っている。他と比べれば字が小さいが問題ないレベル。これがベスト。
援軍のフラグ情報をイベント欄に整理
MAP上に対応する数字があるのでユニットの把握が楽。
MAPに進行ルートの記述。
キャラクター最大値記述。
オリジナルキャラのカットイン条件リスト
紙質やわらかいのでめくりやすい。軽い。
レンタル条件リスト
MAP兵器範囲リスト
ダメージ・命中・経験値の計算式
1025 徳間ゲームの歩き方プロフィール100%達成編 848円258P B6サイズ
続きで32話からの攻略。会話イベントのリストは割と埋まっている。ちょっと一息という原作コラムがある。(なんで名前変えた)今度はMSデータにCGも入れて見開き12機ずつ掲載。設計開発先の個別データはなし。普通に後半の攻略本だった。
1029 ケイブンシャ新聞 1200円128P
新聞といってもB5版のカバーの無いムック本である。攻略本では無く完全な読み物になっていて、ガンダム4号機やギガンティック等ゲームオリジナルMSのイラストが載っているのはこれだけあって本誌だけである。
ガシャポン戦士からGジェネまでの流れを紹介。Gジェネゼロの本であるにもかかわらず開発不可能なウイングゼロやエアマスターバースト等のCGが載っていて興味深い。巻末にスタッフインタビュー2P。内容は「GP02使えば簡単にクリアできます。」
そしてUC001~153,AC,FC,AWの年表、用語解説はなかなか詳しい。
1105 ケイブンシャ一生 1480円400P
Gジェネゼロ3大攻略本のひとつ。帯の見出しは「最終攻略本、堂々完成!! ユニット603体戦艦174隻キャラクター467人+全50ステージを完全攻略!!」
新聞の名残か攻略記事の最中に用語解説が割と場所を取っていて目立つ。前半後半を同一ページで記事にしてある場合、イベント条件も前半後半のものが一緒に載っていることがあって分かりづらい。
ユニットデータには開発設計に加えて捕獲の有無が記述。
MAPに進行方向が載っている。
ページ端右側にタイトル・右上に数字
出撃数・イベントデモ有無・クエストデモ有無・志願兵数
戦力情報、増援の補足があるが条件が載ってない。
コラムで特定ユニットの最速の作り方。
注目すべき捕獲ユニット
レンタル出現条件リスト
1110 電撃バイブル 1600円288P
B5版で大き目の攻略本。”超”完全攻略とか”スーパー”企画満載とか子供向けに作ってあるのか。
イベントデータの抜けが多い。ムービーのあるマップではイベント欄がムービーの条件で埋まっていて会話条件がまったくない。ふざけている。
MS見開き24体、紙面が大きいだけあって見やすい。個別の開発設計情報あり。
1111 テイツー最終報告 1500円400P
ページの大半はMSのデータ。シチュエーションモードに触れてはいるが見開きで4ステージずつの解説。イベント条件も載ってはいるが完全ではない。見開き4体ずつ50音順のデータ。個別の開発先データはあるが設計はリストから。
レンタルキャラ出現条件リスト
超強気で変化するユニットリスト
オリジナルキャラ最大値
マップ兵器について詳しい。
1210 双葉進化論 1800円412P
「G・ゼロ最終兵器!! MS583体戦艦180隻キャラクター394人」
17冊中で一番高い攻略本がこれ。出た時期も遅いだけあって情報量に期待するが、中身はステージ攻略なしのMSデータ集。見開き約4体と贅沢にページ数を割いているのでこのようなページ数に。
MSデータは充実。開発元開発先、設計元設計先、捕獲ステージまで載ってる。形式番号とユニットアイコンとCG。3行程度の紹介文。用語解説や戦術指南など読み者もある。MSの掲載は作品ごとにまとめられている。
ムービーと後半への条件一覧。
レンタルキャラ登場条件。
編集後記2pの中でプロフィールモードのバグについての記述がある唯一の本
0101 ローカス設定解説ファイル 1400円176p B5サイズ
年を跨いで最後に登場。こんなに遅れていまさら需要があるのか?攻略本じゃないから問題ない。
「DNAのエンサイクロペディア」と同じような趣旨の本であり、やっぱりゲームのストーリー進行に合わせてゲーム画面を用いた原作アニメの紹介をしている。なんでGジェネゼロの名前を使うのかよく分からないが、ガンダム20周年であった1999年のゲームだったから、出版業界のガンダム好きたちが頑張っちゃったのかなあ?なんて思う。
中身は用語集みたいに文字がたくさんあります。特に年表が詳しくて、ゲームのステージがどこに位置するのかが一目で分かります。
というようにゲームの情報が無い訳ではないのがこの本とぺディアの違い。ステージの情報も必要最小限載っていて、キャラクターデータはすごく小さいけど表情のパターンまで掲載。オリジナルキャラクターの成長についてはこの本が一番詳しい。
【イベント条件に付いて】
どの本を揃えれば全条件が把握できるのか。
どの本にも載ってないイベントがあってもおかしくないってくらいインコンプリートなのだが。
全ステージの半分として26ステージまでで、3冊にのってるイベント情報を比較してみた。
出撃時のセリフや撃破時のセリフは載っていたり無かったり。全て載せていたらごちゃごちゃになるかもだけど。
ザプレ
嘘
1-1 「hp9000以下にする」→「10000以上ダメージを与える」
1-2 「シャアと戦闘する」が無い
4-1 「マクベと戦闘する」が無い
7-1 「ボーンと戦闘する」2回目がない
16-1 条件が不明瞭
17-1 「シャアとセイラの戦闘」が無い
17-1 「アムロでシャア撃破」が無い
19-2 「ノイエンの戦闘」→「ノイエンとシナプスの戦闘」
19-2 「コウとガトーの戦闘」嘘
21-1 会話回数が違う
25-1 「ブランと戦闘」が無い
26-2 会話回数に間違い
本当
5-1 「ミサイル2000以下にする」ザプレのみ
ファミ通
嘘
4-2 「ハモン撃破」が無い
14-1 「マニングスとドズルの戦闘」が無い
本当
15-1 「ダミー前にバーニィ」ファミ通のみ
22-1 コウとガトーの会話回数 ファミ通だけあってる
一生
嘘
4-2 援軍の条件が違う
9-1 「シャアとセイラの戦闘」嘘
14-1 「ストールの戦闘」が無い
14-1 「アムロとドズルの戦闘」が無い
15-1 シュナイダーはいない
【まとめ】
オールインワンな本はザプレ、ファミ通、一生本。
攻略が濃いのはファミ通、次いで一生本。
新聞は資料性高い
シチュエーションモードを無視するなら進化論。
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