ヒュポポリクス

このゲームの世界はGガンダムと地続きである。しかしファイターは出てこない。一度文明が滅んでいる。ということでターンAのパラレルワールドと受け取った。

主人公が孤児で出生が不明。瞳の色が片方づつ違う。ということで何か情報あっただろうか。本棚を調べると大破壊とかザース家の情報が少し見れたりするが、キャラクターについては語られることが少ない。イーチィが人工生命だし、主人公も何か特殊な気がするんだけどなあ。

このゲームって街中によく写真が貼ってあって、写真というオブジェクトの効果を改めて感じさせてくれる。他のオブジェクトも面白い形なので眺めてるのが楽しいけど、RPGにはこういうミニチュア感覚が大切なんだと再認識をする。

このマリーの家にある写真の2人はいったい誰なのか。ツーショットの男女なのでカップルらしい。青い髪の人の髪型が主人公と一致。主人公の瞳の色がそれぞれ写真の人物と一致。ということで主人公の両親なのか？と思うけど、孤児院育ちとなったいきさつは不明。両親のことを知っているのか不明。写真に子供らしい人物もいない。主人公のものだとして、そんな写真を選ぶのは不自然。ここがマリーの家だということでマリーの写真と考えるのは自然ではある。そうするとマリーが主人公を可愛がるのも納得がいくけど・・。
トラッシュという名前も引っかかる。
攻略本に少し過去のことが載っていて、瞳の色がコンプレックスで眼帯をしていたことがあるのだと。(なんかにショートストーリーでも掲載されたのだろうか？)

写真には過去の栄光や家族構成といった情報が含まれる。だからどうってことはないが。トロフィーでも同じような効果あり。

このゲームは視点が回転できないのでマップを見渡すことができない。
イベントシーンだとこういう風に写真を見せてくれる。これは写真でしか出演しないトレミーの母親。

仕事場に写真があると家族想いなんだなと思う。

たぶん同僚の写真。

写真7枚と絵画。スペースが余ったのかってくらい置きすぎ。

大破壊という惨事があった後の世界で
これだけ写真が多いといのは意図的に思える。
写真を飾るという行為は
過去を大事にしているということなんだけど
情報の保存という役割でもある。
敵の親玉は世界の破壊をたくらんでいるけど
その反対としての保存なのか。
ちなみにMSも過去の産物だ。

ゲームを作る側として、椅子を作るにしてもその椅子を買いに行ったエピソードがあるわけなんだけど、写真になるともっと複雑だろう。そういうのを考えるのは楽しそう。セリフが一つしかないモブの部屋なんだけど。