ガンプラ甲子園とか最近ガンダム見て思ったことの雑談
いろいろガンダム見ていて
いろいろ思ったので
いろいろな意見の寄せ集めです。
パトゥーリアを見たくなったのでガンダムXを見返してたけど、つぐづくガンダムXというのは戦闘シーンが面白くない。
そのパトゥーリアとの戦闘は結構な山場なのに、触手がビーム撃ってる絵ばっかりでMA自体が動かないんだから。ガンダムの攻撃も3機いて全員がオープニング映像からの流用をしていた。やっぱりMAの作画が面倒だからなのか、1話にしてパイロットのカリスを抜かれただけで破壊されてしまった。
ガンダムXというのはSFでも戦争でもない上にロボットアニメとしても良くないのだから、ガンダムとしては厳しく評価されて当然だろう。改めて思った。
MAが簡単に壊れる繋がりで、逆襲のシャアを見返したら、αアジールがなんでリガズィからの一撃で破壊されてしまうのかということが自分の中で解決した。
ずばりνガンダムからの攻撃が効いていたから。0083のバニング大尉と似たようなものだと思って欲しい。νガンダムと交戦した時に割とコクピットに近い位置にビームライフルの直撃を受けていて、結構ダメージを受けてる感じだった。その後だいぶ間があるし、外部破損がないから忘れていたけど、あれは致命傷だったんだと思うことにした。
その時にもう一つ注意深く見ていたのは、オクトバーさんからの手紙について。
今まで無かったけど読もうと思って読んでみるとZeonの綴りもCharの綴りも間違っていました。更には英文も稚拙で高校生が英訳したんだろうなって感じがする。
この頃はまだ設定が定まっていなかったのか、こんな一時停止しないと読めない画面のチェックはしていなかったのか。Hi-Sガンダムという名称が没になっているのにSharという綴りが生きているのは何故だ。
手紙といえば、ダブルオーでさじがルイスからのメールを読み返すシーンがあるんだけど、完全に日本語を使いこなしてるんだよね。これも一時停止しないと全文読めないので、きっちり読んでやった。スタッフに対する敬意です。ルイスはスペインからの留学生だと思うんだけど、あの習熟度はすごい。あの世界では日本語が流行っているのかってくらい自然な日本語だ。それ以外の言語は英語しか見た覚えが無いけど、中東とかのシーンではニュース番組とかポスターとかも英語。アラビア語と思うのは素人考えでしょうか。
アニメの中で日本語を喋っていることについてはツッコミはしないが、文字は別。
ウイングゼロって5機のガンダムが開発される前に設計されたものなのに他の5機より強いことになってるのは何故だろうと思ったら、当時の技術水準では実現不可能なレベルの机上の空論だったものをカトルが実現させたということだった。あんなのゼロシステムがなければ強い機体でもないだろうと思っていたけど、実際にはスペック面で最強な上にゼロシステムまである最強の機体のようだ。
ダブルオーのツインドライブも、トランザムと同時に情報が公開されたのだけど、設計されたのは200年前で、それまで誰も実際に作ったことが無かった。これも未来の科学水準を見越しての空論だったのに桁違いに最強の機体になったね。
そろそろ本題に入りますが、ガンプラ甲子園全4巻を読みました。
個人的な話になるけど、コミックボンボン連載だったこの漫画は、海の大陸noaが休載になって本誌を買うのを止めていたので長い間存在を知らなかった。ボンボンの人気も落ちた頃の漫画なので知名度がかなり低い。それが残念なくらい漫画として面白い作品だと思う。
「マスターグレードがあんなに小さい訳が無い!」
ガンプラ漫画といえばプラモ三四郎とか、最近のガンプラビルダーズなんかあるけど、この漫画は作ったガンプラで戦うということは一切しない。
純粋にプラモの出来を競って、審査員の評価で勝敗が決するのだ。
だからなのか、常に客観的な視点での勝負になる試合の大半は引き分けで終わってるのには、苦笑する。
その審査という勝負でピンと来た人はすごいが、実はこれ料理漫画の形式をとっているんですよね。長谷川指導員的な人が主人公のガンプラに触れると、強いイメージがショックを引き起こし、感動の涙を流させる。はっきり言うとミスター味っ子の亜流。
大きな大会では、敵が作ったビグザムのプラモを見た観客が、「逃げろ、撃たれるぞォ」といって会場から居なくなる始末。この大袈裟加減が実に漫画だよなってグッとくる。
出てくるガンプラにはムラがあるのが不満点で、ファースト、OVA版ウイング、ターンエーしかいなかったんじゃないかなあ?その時期に売りたいプラモっていうのも少なからず影響していたはずです。だって主人公がターンエーのプラモを発売日に手に入れて「なかなかいけてるじゃん」とか実際言う訳ないでしょ!小学5年生のガンダム素人ですよ。
ちなみに、あくまで「ガンプラ」マンガなのでガンダム以外のプラモは全く出てこない。
作者ががんばれゴエモンの人で、ちょっとエッチな漫画を描く人だと思っていたので最初は肩透かしを食らいます。でも途中で同級生の女の子がレギュラーキャラになってからは水着回もあるし、小学5年生のものではない乳の膨らみをしているので、そういう要素もやっぱりあった。大人になってから見ると大したことではないんだけど。
そういえばレギュラーキャラはみんな好きなんだけど、普通に少年誌らしく小学5年生ばかり。学校で同士を募ってクラブを設立しようとするけど、部員が足りないと部として認めてもらえない。みたいな王道なノリを守ってる。それで校長にプラモを見せて部活として認めさせてやる。とか毎回作る目的が違っていて面白かったです。甲子園は関係ないです。
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