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December 26, 2012

2012 秋アニメ 視聴終了その1

となりの怪物くん
BTOOOM!
完走しました。

ついでに2009年の(全25話)を二日で見た。1話見て録画だけは済ませておいたのを「サキガツモル」が良すぎて本編を見る気になった。見てみるとやっぱり自分の好きな作品じゃなかったけど20話の作画はすごく良かった。田中宏紀さん1人原画。一番最後の咲が笑いながらプールに倒れ込むところの、笑うところも、転ぶところも、素晴らしかった。
写実的な口角の上げ方、タイミングの決まった被写体のカメラからの外れ方が気持ちよすぎた。

怪物くんは最初かなりのスピード感だったけど、4話くらいから何を主体にストーリー運びをしているのか分からなくなって、最終的には日常系アニメになっていた気がする。
最終回を迎えても「まだ話さなければならないことがある」とか言って消化不良もいいところだ。夏目さんの恋の話なんてフラグ立てたまま、会うのが恥ずかしいって理由で何も起こらなかった。これってコミックを買わせたいがために作られたアニメすぎる。がっかりだったな。
本当ならエピソードを消化できるだけの箱を用意するとか、問題を解決するまでの構成にするべきところを、伏線だけ見せて最終回だから、アニメ作品として見たら未完成品です。2クール目があるなら喜んで見るけど。
夏目さん役の人はラジオとブログの次回予告が面白くて、この人でもってるような気がしなくもない。

複数ある爆弾のシステムを利用したゲーム性のある心理戦。
BTOOOMは人間心理の黒さの見せ方が堪らなかった。感情むき出しで殺伐としていてイデオンに近いものを感じた。特にたいらさんは敵なのか味方なのかというのは最終回までひっぱっていたのが、最終回までのモチベーションになって気になって仕方なかった。しかし、最終的にチップを8枚集めてクリアのゲームなのに最終回は7枚集めたところで終わってしまったのは肩透かしだった。あと一つで一応の決着は着くはずなのに「continue?」で締められた。普通に2期フラグなんだけど、このタイミングで2期へ移るっていうのは、自分だったら1話目でチップを1にリセットしないとやってられないが。これも消化不良だったけど話は着実に進行してた分だけ1クール見たって実感がある。まだライバルキャラ残ってるのにこれで終っていいのだろうかと思ってたから、これはこれで良かった。でもそうなると全滅させることにもなりかねんが、そこまでやるんでしょうか。

それにしても、これも原作買わせるための手法なのか。
真っ先に見終わったというのでこの2作品はかなり好きだった。それだけ先が気になってたということだったんだけど、どっちも完結してないってなんだー。

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