最近読んだガンダム小説 U.C.HARD AOZ
最近バイオリズムの低下が著しい。大人しく本読んでるしかなかった。
発売から1年くらい経つUCハードグラフ連邦編を読み終えた。
ジオン編はすぐに読み終わったものの、連邦編は文章の読みづらさから長らく放置していた。こういう時は会話文だけ拾って読んでいけば話の流れは掴めるのでおススメ。
で、なんとか読んだけど中身にドラマらしいものは無かった。ドラマが無かったから読み続けるのが億劫で、単に戦場の一場面を切り取っただけで、その中身はミリタリーぽい言葉の蘊蓄が大半で、小説を書きたいのか設定書を書きたいのかよく分からないくらい文章がガタガタだった。
ガンダム小説としては、宇宙世紀にB-29を出したりネズミーランドを出したり、現実と創作の区別をしていない。(本編にもヒトラーの名前は出てきたけど、名前が出ただけだから良かった。あそこでヒトラーの絵がインサートされたら世界観が台無しになってたと思う。)ミノフスキー粒子についても細かい設定が書いてあったけど合ってるのかは知らない。
ジオン編については忘れてしまった・・。
神野AOZも最近読み終えた。
中身は終始イチャイチャする男女の話。カップル何組出てくるんだよ・・。エゥーゴ主人公がティターンズに捕まった恋人を取り戻しに行って、ティターンズ主人公は恋人の強化人間が壊れるのでなんとかしたいっていうストーリー。その主人公二人は友達で、強化人間とエゥーゴ主人公がコロニーの中で知り合うシチュエーションが特に面白かった。Zガンダムの「湖畔」っぽいイメージ。
MS戦は頻繁にあって、1話に1戦闘は必須事項だったのだろうか。そんな戦闘描写の文章は単調に感じて読んでても面白くなかった。戦法みたいなものは考えてあるんだけど評価する様なものはなかった。後半からは主人公しか乗りこなせないガンダムが出てきて、また宇宙世紀の歴史に余計なガンダムが増えた。
面白いのはZ本編とのリンクで、例えばエマやアムロと共闘して、更に二人との会話もあるという。時代が同じだけという外伝も多い中で珍しいことだと思う。台詞があると言っても申し訳程度の分量なのでキャラの印象を崩すことも無い。
他に気になったのがダジャレを使うキャラ。ああいうのって日本語喋ってるみたいだから毎回気になるんだけど。
今も小説の企画がガンダムインフォとダムエーで進行中なので完結して1年したら読むかもしれない。
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