ガンダムWのストーリーまとめ
ガンダムWの政治劇って複雑だったなと思い返し小説をふと読み始めた。
ガンダムWについての印象って「イケメンパイロットが頑丈なガンダムで戦う」くらいしか認識してない人はアニメをキャラでしか見てないんだろうけど、小説で読んでみると戦闘シーン以外がよく見えてきて分かりやすかった。小説だから戦闘シーンにはバンクもない。
小説はオリジナル重視だったので台詞もそのまんまの部分が多い。テッドナリタとホーソン団長という名前の無かったキャラに名前が付いてるので知識として覚えておくと良い。
主にガンダムW作品内の敵対組織についてまとめる。その動機は地球連合とOZとホワイトファングの名前くらいは知っていても、それぞれの違いが分かる人って少ない気がするから。組織が分裂したり結合したりして、財団もトレーズ派も連合軍も同じリーオーを使ってるから分かりにくいのだと思う。
それと最初のガンダムと同じで主人公が大局に関わって無いためにストーリーが見えにくいのだと思う。個人で戦う少年の話だから当然なんだけど。
背景
地球圏統一連合(連合)の出資者であるロームフェラ財団が組織したのがOZ
OZはMSの開発と供給をしている死の商人である
そのMSによる武力でコロニーに自治権を与えなかったのが連合
連合はヒイロユイの暗殺、サンクキングダムの解体など行い、平和思想者を排除していった
オペレーションメテオ
コロニーの過激派はOZに対して5機のガンダムによる破壊活動を行い反抗意思を示す
オペレーションデイブレイク
連合はコロニーと対話による解決を望むが
OZの策謀によって連合の指導者はガンダムに一掃される
ガンダム=悪
OZによって連合に対するクーデターが起こる
トップを失った連合は解体に追い込まれる
コロニー融和政策
破壊を続けるガンダムに対してコロニーを人質にすることで無力化させる
地上を制圧したOZはコロニーに駐留していた旧連合軍にも攻撃を始める
圧政を敷いていた連合を排除したことでOZとコロニーの融和が進む
ガンダム「もうコロニーを盾にできないぞ!OZを攻撃する!」
コロニー「あんな奴知らない」
→ガンダム孤立 (存在意義を失う)
モビルドールが完成する
ロームフェラ財団内部においてモビルドールの導入にOZ総帥トレーズが反対し更迭される
オペレーションノヴァ
月面基地で生産されたモビルドールを地球に降下させて地上の支配体制を強める
カリスマを持つトレーズが幽閉されたことからOZで内部分裂が起こる
OZは財団派とトレーズ派に分離
サンクキングダム
亡国の王女であるリリーナは平和主義国家サンクキングダムを復興
財団はカリスマを持つリリーナを拘束し、OZの象徴に仕立てる
リリーナは世界国家の設立を宣言
地球を一つにまとめる
アルテミスレボリューション
武装蜂起したコロニー市民がOZトレーズ派と旧連合を糾合
ホワイトファングとして世界国家に宣戦を布告
月面基地と巨大宇宙戦艦を制圧し戦力を拡充
かつてコロニー側だったガンダムはホワイトファングには付かずに独自の考えで行動する
地球圏統一
トレーズが復帰して世界国家のトップになる
(当然ホワイトファングからトレーズ派が離脱)
コロニー対地球の全面戦争へ
こんな風に歴代ガンダムの流れを汲みとっているのがガンダムWだ。
コロニーが独立を求める戦い=ジオン
連合が内部に乗っ取られる=連邦とティターンズ
OZに武装化を許すコロニー=ザビ家の復興を認める連邦
財団派とトレーズ派の分離=デラーズ艦隊とシーマ艦隊
モビルドールによる戦争と傀儡を立てる貴族主義OZ=クロスボーン
地球の排除を宣言するゼクス=逆襲のシャア
リリーナをリーブラから助け出すヒイロはウッソぽいかも
たぶん一部は合ってて一部は妄言だと思う。
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