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February 10, 2014

テストパイロットが主役のアニメ を作りたいという話

缶ジュースを空けるとき、右利きの自分がプルタブを左手の親指で開けていることにびっくりした。つまり本当に力がいるのは缶を固定する方の力なんだな。
これに関連付けてなにか上手いこと言いたいけど、特に思いついた訳ではない。

 唐突だけど私は自分でロボットアニメを作りたいとものすごく漠然に思っていて、人が乗り込む所謂ロボットというものが、その世界に存在する必要性を日々模索していたりします。
人型である理由もそうだけど、それより必要なのは戦う相手だと考えます。お話を考える時にどうしても必要になる部分です。ガンダム以降のロボットものっていうのは人対人の戦争がメジャーになっていますけど、その戦争の理由って結構陳腐な悪役の暗躍が原因になっていやしませんか。戦争論を語るつもりはないけど、現代日本で生きてきた身としては、もはや戦争がリアルではないと思っています。ましてや科学の進んだ未来の話だとしたら、もうちょっと人は利口になっていいんじゃないのか。

 いろいろすっとばして、だとすると、抑止力として武力が存在するのはアリです。それは自衛隊の存在を知っているのでリアルはリアルだ。じゃあそこにロボメカが配備されることになったとする。だけど人型のメカなんて珍物 テストが必要に決まっているし、導入の為の説得材料として優位性を示さなければならない。戦車や戦闘機相手にどうにかして勝たせるシナリオを組んだら次はライバル会社を登場させる。というわけでそのテストパイロットに主人公を置いて、別の企業と開発競争をさせれば、戦争を用いらずに戦う相手の出来上がりだ。こちらが人型なら、画面的に相手も人型を求められるはずだ。

 自分の頭の中で類似作を探して見ても、もしかしたらパトレイバーにあったかどうかくらいしか思い浮かばない。テストパイロットという観点でいえばマクロスプラスだけど、あれは最後の敵がコンピュータだし、ライバルも個人の因縁であって会社同士の戦いでも無い。もちろんそれで面白くなっているのだが。
ガンダムで言えば0080も0083もガンダムを動かすのはテストパイロット。宇宙閃光の果てにとかF90、AOZもその類だけど、どれも結局戦争だ。でもAOZのガンダムの危険性に気づいて破壊するっていうオチはテストパイロットものとして見たら面白いオチだなぁ。

 テストパイロットものが本当にテストだけで済めば、今やってるビルドファイターズ、Gガンダムの様な人死にのないロボットものにもなるし、それこそトーナメント展開にもできる将来性も秘めていると思っています。いろいろ「テストパイロットもの」のアイデアを書いてみたけど、手の内を明かしてしまって、使って下さいという意味ではありません。むしろ使わないで下さい。というかパトロン募集中。実はここにもうひとつアイデアを加えてというのを、実権が手に入る10年とか20年後に実現できたらいいな。

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