ジェリド・メサ 対カミーユ戦の戦績
ジェリド中尉はZガンダムにおけるライバルキャラでありながら、カミーユとのMS戦において負けのイメージしかない。しかもファーストのシャアと違って出番が多いのでその分負けた回数も多い。これだけ命のやりとりをして最終回1話前まで生き延びたことはすごいのだが、実際のところ何戦して何敗しているのだろう。
カミーユは17歳の素人であるが、24歳のジェリドは訓練を受けた軍人で、その中でもエリート集団であるティターンズに選ばれるほどの人間だ。オールドタイプでありながら、ニュータイプパイロットであるカミーユ、シャア、アムロとの交戦経験があり、なんだかんだ生還を果たしていることから幸運の持ち主でもあるのだろう。
更には多くのMSを乗りこなしたことも、能力の高さを物語っており、短い期間で新型を乗り継いでいた。というか新型を次々に与えられていたんだから、軍のジェリドに対する評価はかなり高いのではなかろうか。
*たぶんジェリド主観で書いていきます*
03話においてヒルダを殺したジェリド。因縁のはじまり。
04話 『エマの脱走』
この時のジェリドはハイザック
母を殺された怒りからMSでの殴り合いがはじまる
→特にダメージの描写は無い
マークトゥーのバルカンを受けてバックパック被弾
停戦信号で撤退
【被弾したのでジェリドの負け 1敗】
06話 『地球圏へ』
相手は解体中で片腕のマークトゥー
正面から抱きつく
ジェリドはなにかとカミーユに組みつく
サーベルで右手首を破損された後、右腕ごと破損
【完全にジェリドの負け 2敗】
07話でライラを殺される。お互いに因縁ができる。
08話 『月の裏側』
この時のジェリドはガルバルディ
カミーユには月面での戦闘経験がないだろうと得意げだったが、カミーユは一瞬で場馴れした様だった。
ライフルを破壊して右膝にダメージを与える
破壊できなかった右脚だが全取り換えの補修を受けた
損失はシールドのみ
惜しい所でクワトロの横やりが入り撤退
【ジェリドの勝ち 1勝2敗】
10話 『再会』
ここからジェリドはマラサイ
カクリコンと二人がかりで1機に見せる戦法
シールドを中破だけさせた
散弾を全身に受けたダメージでカメラ破損
【判定負け 1勝3敗】
11話 『大気圏突入』
カクリコンと二人がかりでビームを撃っていた
ろくに戦わずバリュート展開
【無効試合】
カクリコンを殺され因縁が深まった。
12話 『ジャブローの風』
地球では自分の方が有利だと得意げだったが、押される一方だった。
左腕破損
ビーム同士が衝突した衝撃でなぜかマラサイ爆散
マークトゥーは普通に無事
【初めての地球戦でも敗北 1勝4敗】
自爆するジャブローに置いてけぼりをくらう
運よくマウアーに拾ってもらえた
21話 『ゼータの鼓動』
ここからガブスレイに乗り換え
バックパックを破壊
背後からはがいじめにして左腕破壊
その直後に背中を撃たれて左腕と左足破損(アポリーによる)
【主役機交代の都合で勝利 2勝4敗】
検査を受けるが、体を鍛えていたのでただの打身で済んだ。
22話 『シロッコの目』
ウェイブライダーの背後に取りつく
新型戦闘機のスピードを補足したジェリドすごい
エゥーゴに援軍
シドレがやられてサラが勝手に逃げるので撤退
【数の敗北 2勝5敗】
23話 『ムーン・アタック』
クワトロと交戦中にヘルメットのバイザーが割れて出血
カミーユを撃とうとするがマウアーに制止される
【無効】
頭の怪我で担架で運ばれてた。
27話 『シャアの帰還』
ハイザックのランチャーとの連携作戦
互角の戦いをした後、ヤザンの介入
Zの動きが止まったのでサインを送りランチャー発射
Zに外したので撤退
【無効】
29話 『サイド2の危機』
ビームがZのシールドを貫通して頭をかすめる
紙一重で回避できるカミーユには勝てる気がしない
後ろを取ってクローで掴みかかる
肩をへこませるが逆転され、こちらの右足が破損
【珍しくダメージを与えたが敗北 2勝6敗】
30話 『ジェリド特攻』
Zの膝を掴んだ、やったね☆
ビーム同士が衝突、お互い衝撃波に飲まれる
態勢をいち早く立て直したZから直撃コースの攻撃を受ける
ビームの直撃から庇ったことでマウアー死亡
カミーユに軽くあしらわれて両足破損
なんとか反撃するが、ビームライフルを破壊するのみ
その後、アーガマに特攻する
右腕破損して背中にダメージ(エマによる)
【完敗 2勝7敗】
この時、左足を負傷して治療の為地球へ降りたと思われる。
ジェリド、因縁+1されて3へ。
36話 『永遠のフォウ』
松葉杖装備の状態で登場
負傷しているにもかかわらず
カミーユに投げ飛ばされて雪山を転がり落ちる
→そして無事
ここからジェリドはバイアラン
隙が出来たZに仕掛けるがフォウが盾になる
→空気読んでいなくなってた
【無効】
フォウ死亡でカミーユの因縁+1。
二人の周囲の人間が次々に巻き込まれて応酬の連鎖がひどい。
37話 『ダカールの日』
ハイザックとの交戦中に加勢し、優位に立つ
→報道が恐いので撤退
【無効】
44話 『ゼダンの門』
至近距離でビームを向けるがカミーユ神回避
グレネードを受けて右肩破損
コクピットのサラが邪魔したことでZの動きが鈍る
→シールド破壊しかできず
至近距離でビームを向けるがカツの横入り
バーニア破損で撤退(カツによる)
【2勝8敗】
45話 『天から来るもの』
レコアが無理矢理援護
まとめて攻撃しようとする
ファが抱きつく
ファを庇ったアポリーが死亡
怒ったカミーユによってバックパック破損し撤退
【2勝9敗】
カミーユの因縁3
49話 『生命散って』
ジェリドはバウンドドック
2回も後ろから組みつくのに振り払われて反撃を受ける
ラーディッシュの爆発に巻き込まれ死亡
結果、ジェリドの戦績は私換算で12戦10敗とします。
全50話中、カミーユと戦闘があったのが17話
そのうちジェリドの負けは10戦
勝てたのは2戦
接触回線を開くためだろうが、ジェリドはやたらカミーユに絡みついてたのが印象に残った。あそこまで接近出来たら、勝とうと思えば勝てるんじゃないのか?同じ動きで斬りかかるんじゃだめなのか?ビームサーベルで討つことに拘るわけでもなく、両腕で抱きつくのなら腕を使わない武器を装備すべきだし、僚機と組めば身動きできなところを機体はそのままコクピットだけを破壊できるし、こういうのを舐めプっていうんじゃないのか。
あと、いい感じで助けが来るカミーユもジェリドに負けず運が良い。
8話はシャアが助けに来なければカミーユは終わっていた。
21話もアポリーが助けに来なければカミーユは倒せていた。
36話はわざわざフォウが守ったということは、フォウが庇わなければ危なかったのだろうが、そもそもフォウがいなかったら隙もなかったかな。
44話もカツが来なければサラごと撃墜できたかもしれない。
ジェリドは負け続けるんだけど、帰ってこれるだけのダメージで済ませているのは地味にすごい。こういうの有名キャラ補正っていうんだけど、一般兵ならとっくに爆発していた。
被害である青字をまとめると
ハイザックはバックパックをやられ、右腕を破損
ガルバルディはシールドを破損
マラサイはカメラと左腕を破損し、最後には爆発
ガブスレイ(6回)は左腕と左脚を破損、右脚を破損、両脚と右腕を破損されている
バイアランは右肩とバックパック破損
バウンドドックは爆発
これだけ壊れてもティターンズは修理が早い。
ちなみにジェリド自身も割と怪我してるけど復帰が早い。
対して赤字の与えたダメージといえば
マークトゥーのライフル、右膝、シールド、バックパック、左腕
ゼーターのシールド、肩が凹む、ビームライフル、シールド
本体にほとんどダメージ通ってないし。ゼーターの肩へこませただけってwww。
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Comments
まあ、2勝10敗5引き分けということで、ひとつ……。
Posted by: なるほどー | June 12, 2015 09:02