ガンダム主題歌の雑学
歌の歌詞ってメロディに乗ってるから正確に聞き取れないこともある。
でも私は声も楽器の一部として聴いてるから音楽としては心地いいので空耳で済ませていることも多い。
私なんかは趣味にしてるガンダム作品群の主題歌を何度も聴いてきましたけど、改めて考えると歌詞を聞き取れないままでずっといたな。っていう歌があることに気付いてしまって、逆に知るのがもったいない気がしてます。変なの。
空耳歌詞その1はSeed-destinyのignited。
歌いだしから分からないのですが、無理矢理文字起こしするとこんなです。
「やさしんそらを ゆうびが おわりに ふれる とき」
それとサビの部分
「かわす このまよ い がかれた うんめいに とどけ」
でたらめな歌詞だから躊躇なく記載できるなあ。
空耳っていうと英語の場合が多いと思いますが、これは日本語でしょうね。
辻褄が合うように脳内で補正も入るはずなんですが、この歌はそうはいかなかった。
問題は助詞のあやふやさ。もし「優しい空を指が」で、次が「終わりに触れる時」だったとすれば、指が触れるのは『空』なのか『終わり』なのか、どっちなんだ!と混乱して解釈が出来ないので困っている。
サビの方は、ほぼ分かっているのですが、迷いの『い』と描くの『え』が重なっているような印象を受けて、その印象から離れられない状態に居ます。
こんなのは分かる人にしか楽しめない話題でしたね。
あと二つはダブルオーの「DAYBREAK'S BELL」と「Proto type」です。それは後ほど。
21世紀に偏ってるのは何故だろうと自問した結果、テロップ表示の有無のせいだと判明しました。昔のアニメって、オープニング・エンディングに歌詞が表示されるのが普通でしたよね。ガンダムで言えばエックスまで ずっと歌詞表示があり、ターンAから00まで歌詞表示はありませんでした。
ということでAGEには歌詞があったんですよ。通りで空耳しなかったはずだ。
そこにはどんな理由があるんでしょうね?歌詞に込めたメッセージを伝えたいとか?
それからAGEの流れにある次のTVシリーズのBFには歌詞が無くて、面白いのがレコンギスタ。
GレコはOPには歌詞テロップがないのに、EDには付いてるんですよね。
それこそ歌詞に焦点を当てているが故の演出なのでしょう。
逆説的に言えばGレコのOPは・・。
映像もやっつけ仕事だし、あれを自画自賛してる監督は信じてません。
歌詞をなぞって映像を当てはめてるだけで、映像自体の流れを尊重してないから形になって無いやつ。
という、作品による歌詞テロップの有無が雑学1でした。
ちなみに聞き取れて無い歌詞は
出だし「ねえ そんな かたちの てえ しか なかったの」
と
サビ「ろっかいこーわすーのー」
です。
実はラルクの歌は昨日 歌詞カードを見て目から鱗が出ました。案外、歌詞が分かってから聴くと、歌詞通りに聞こえてくるものですね。面白い。
この面白さを あと2回は楽しめる余地がある。
そして雑学2として用意したのはTVサイズバージョンで使われてるのは2番の歌詞だったパターンの話です。もしカラオケでアニメの主題歌を歌うことがあったら、知ってる歌詞と違って戸惑うこともよくあるだろうと思います。だって我々はTVで流れる1番の歌詞しか知らないのですから。
それが1番の歌詞(だと思っていたもの)さえ違っていたなら出鼻をくじかれること請け合いです。別にカラオケでなくても、フルバージョンで聴いたときに驚くことでしょう。
0080の遠い記憶
0083のthe winner
AGEのforget-me-not
は2番のものが使用されている。
ZZの時代が泣いてるは2番の途中から
他にも、
Xの銀色Horizon
seed-destinyのreason、 pride、 君は僕に似ている
などは Aメロ最初のフレーズだけがカットされているので歌いだしが違います。
特殊な例にはいろんなパターンがあります。
seed-destinyのWings of wordsはTVサイズだとフルサイズにないサビ始まりなのが特殊。
AGEの明日へ のTVバージョンは2番をカットとかいうレベルじゃなくて、構成しなおしてあってビビる。歌詞でいえば、2番のAメロから入って1番のBメロの2節目に繋がってサビは2番に飛ぶ。でも演奏はそのままじゃないっていう。TVバージョンに慣れてフルバージョンを聞くと、今1番なのか2番なのか分からなくなってきて面白い。
こういう構成になったのってきっとアーティストの意向なんだろうな。っておもうと尊敬する。
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