ヒュポポリクス

そういやファミコンのZガンダムに隠しハイザックって出てくるらしいけど、見たことないなと思って調べること5日間も探し続けることになったのでブログにすることにしました。

機動戦士Zガンダム ホットスクランブル
ファミコン
発売：1986年
開発：ゲームスタジオ (1985年設立版)
ジャンル：シューティング+アクション
ステージ数：32面以降17～32面のループ (表示上は99まで)
難易度選択なし
コンティニュー制限なし
バックアップ機能なし

資料価値1
クリア時間1
クリア難度3
個人的好き度2
（バックアップ機能が無いので、コンプ時間とコンプ難度はクリア時間とクリア難度にしました。）

・ゲーム中に出てくるテキストはデモ画面のストーリー紹介とMSスペック表示で、Zガンダムのキャラクターは出て来たとしてもファだけだったりして、原作要素がとても薄い。
ステージ7に出てくるのは「アステロイド基地PX-3」といって、ゲームオリジナルかと思えば44話で出てくる隕石基地だったりする。これ知ってたら大分マニアだよ。

・クリアをスタッフロールまでとするなら16面クリアまでとなる。17面以降でゲームオーバーになるとスタッフロールという特殊な仕様。そこまでならすぐ終わる。

・倒すべき敵を覚えて、宇宙面での動き方を身につけて、コアとの戦いのコツを掴むだけでクリアできる。迷路で道順を間違うと面倒だけど、やられたステージから再戦できるので、ゲームオーバーにはなるけど、クリアは簡単というレベル。
もしやりこみたいなら、ハイスコアと到達ステージ数は電源切るまで保存される。
GBAのファミコンミニなら記録できる。

・敵のMSがカラフルで見た目に楽しく、スピーディーな戦闘でも見逃しにくくなっている。敵が近付くと赤丸のカーソルが表示されて、敵の出現が分かりやすいから、感覚的に敵を撃ち落とせるので、それが楽しい。
2d迷路は道が狭すぎだ。おかげで敵の攻撃を避ける気になれない。戦艦の中でMS戦やんなよ。
迷路の構造に関しては、のこぎりとかを配置してあるおかげで迷わないようになってるのが良かった。あれを通らないといけないんだろうなと思ったらそうでもない 嘘のこぎり もあるけど。
まあ、時代的なこともあるけど単調なゲームで長くは遊べない。

劇中のBGMが「水の星へ愛をこめて」なのはポイント高いです。「Z刻をこえて」「星空のビリーブ」も完備してる。「銀色ドレス」までは贅沢か。そっちはエウティタで。

　
　
【ゲーム紹介】
どのステージも地上3d→宇宙3d→(中ボス)→迷路2d→コアという構成になっている。
1ステージは 2,3分で終わる。
ステージをクリアすれば体力は全回復し、アイテムは持ち越される。

3Dエリアのゲーム画面
手前にいるのがボリノークで、奥のがバーザム。
ゼータガンダムは砲身しか見えないが、
パッケージに載っている百式は完全に出てこない。
エリアを抜ける条件は、ほとんどのステージの場合 特定のMSを倒すこと。たまに時間経過もある。だから同じMSばかり倒していては一向に先に進まないんだけど、敵が早いから狙ったMSを倒せなくて困る。

宇宙面でMSを片付けると、ステージによってはボス的な雰囲気で戦艦との戦いになる。なんとステージ16では戦艦の代わりにサイコマークツーだったりする。それを倒すと、要塞的なものに突っ込んでいき、2d面へ移行する。実はこのアクシズ、ステージ31だとモウサが取れてる。

そして迷路エリアのゲーム画面
もっとZガンダムを映せというテムレイの要望により実装された。ここでは変形しないと上に上がれない。迷路ではパワーアップアイテムや回復アイテムを拾える。回復アイテムのコンテナは、見た目がスコアが上がるだけのアイテムと同じなので、取ってみないと どっちだか分からない。それで回復できなくて、がっかりすることしばしば。

これが迷路の奥にいる「コア」
こちらがダメージを与えた時だけ攻撃してくる。8回の攻撃で倒せる。反撃方法がワンパターンなので、ボスに辿り着けばクリアしたようなものなんだけど、体力がほとんど残ってない時に限ってミスをしがち。人間だもの。この反撃の弾はステージが進むにつれて速くなる。

上の画像の足場の時は使わないけど、
左から2番目の柱の右寄りの天井に頭をぶつけて
落ちながらライフルを撃って
着地点で敵の反撃を避けるのが良い