久々に見返して、Vガンダムで気になった細かい点2
今振り返ってもVガンダムは正直言って面白かった。
どうしても監督からの否定的な意見を意識してしまうので、手放しに褒めるのがはばかられるけど、ああいうのって当時のサンライズが譲渡された状況から出てくるもので、バンダイから口を出されて嫌々受け入れて作ったものを面白いと言われたら本人は面白くないでしょうから、駄目な部分があると言いたくもなるのでしょう。それでも至って真面目に作られた作品なので、ちゃんと面白い。
話数構成
01-10 カミオン編
11-14 ジブラルタル編
15-21 カイラスギリー編
22-27 サイド2編
28・29 マケドニアで捕虜
30-36 地球クリーン作戦編
37-40 休戦中
41-51 エンジェルハイロゥ編
俯瞰してみると主人公の親探しがストーリーの主軸にある。
ジブラルタル編でウッソの父親の名前が出てきて宇宙へ出る動機となる。
カイラスギリー編ではシャクティが密航して勝手に漂流してしまうので探すハメになる。
サイド2編ではシャクティが母親と再会し、バイク戦艦編ではウッソが母と再会する。
そしてAH編で父親と会うことができる。
両親を見つけた後は、残り最終回までシャクティに振り回されることになる。
こうしてブロック毎に主人公の親が絡んでいるのでVガンダムって親探しの旅なんだなと再認識できた。ただ、その物語の着地点に親が不在でスタート地点に帰ってきてるのが旅の収穫が見えないので、話として歪な気もする。
では細かい点の後半
34話B
ただの色ミス。
Vガンダムの頭部がお馴染みの色になってる。
35話前回のおさらい
実は34話本編で使われた時は、もっとぼかしが強かった。
なんでぼかしてたかというと別作品のキャラだからで、色は違うけど
このキャラクターはおそらく「ママは小学4年生」のものだと思う。
監督も一部関わってるやつだ。
35話B
3人分の体重を紐で支えるウッソの指が痛そう。
あとシャクティの足の絡め方がエロいなー。
36話B
ただの作画ミス。
ゾリディアの脚が復活してる。
39話A
ただの塗りミス。
スージィがマルチナカラーになってる。
49話A
バスターパーツについて注目してみていました。
模型は作らないガノタなので、今まで知りませんでしたが、上の画像が正しいバスターパーツの構造で、
49話A
これが間違ったパーツ位置です。
このビームポッドの位置だと、正面向いて撃ったときに頭が吹っ飛ぶ。
いつの間にかアサルトパーツが付いているのは、バスターガンダムで発進したすぐ後のタイミングで、リーンホースのお爺さんがアサルトパーツを作ってくれたと言って、パーツを運んできたシュラク隊がその場で付けたから。もしかして付け方間違えましたか?
あとあれお爺さんのお手製なの?このあと破壊されてもまた新品が出てくるんだけど。
49話A
そしてこれが、バスターパーツを外した時の画像。とりあえず、こんな風には外れないはずなんです。でもそうなってるんだったら、そうなるように解釈するのがガンダムでもありますが・・。
プラモやフィギュアでも、カラーで見ると分かりやすいが、設定画でも、ドライブユニットは本体から完全に独立している。
EBのVガンダム図鑑2にバスターパーツだけの絵があった。バスターパーツを装備することでMDUの自由度を上げるとも書いてあったので、やっぱり本体から一度外すのだろう。
ということは、バスターモードの方が機動力は増すのか?とか考え出すとメンドイ。
46話A
V2バスターガンダムになると、ミノフスキードライブの下半分のパーツに垂直尾翼が付きます。つまり、あそこまでがバスターパーツということです。
50話B
リグコンティオのビームを喰らって、
50話B
直後の画面がこれ。
シールド全壊した上にアサルトパーツだけ綺麗に剥がれた。
演出の都合だなぁ。
51話A
残像だ
51話B
問題。誰のビームライフルでしょう。(正解:ジャベリン)
武器は消耗品で、最終決戦ともなれば長期戦なので武器は取り替えます。
逆襲のシャアでもF91でも無言でやっていましたね。
ガンダムUCでは見せ場にしていました。
51話A
未だにはっきりした説明がないハンゲルグの行方。
ジャンヌダルクがズガンの乗艦であるダルマシアンに特攻を掛けるときに顔が浮かぶ。これはハンゲルグが乗っているから そうなっているはずなのに、フィルムを否定して、演出ミスだとする声も聞きます。
その理由はジャンヌダルクが特攻を決めた時にハンゲルグがブリッジから出て行ったからだと思いますが、ブリッジから出て行っても戦艦から出て行ったとは限りません。その後ジャンヌダルクは艦橋を壊されるので誰もコントロールする人がいなくなりますよね。ところが、それでも艦はダルマシアンに絡みつくようにぶつかっていった。そして、その時エンジンが動いて噴射をしていた。これってハンゲルグが保険として別の場所で操作していたからではないの?
シャクティが「知っている人が死んでいく。」と言って挙げた名前の中にハンゲルグ(おじさん)がいたんだから死んでいるのが自然な見方だと思うよ。
どちらかといえばむしろトマーシュの生死こそ不明だよ。
でも小説版ではハンゲルグ生きてるんだよ。
戦闘になる前にとっとと戦線離脱して、ザンスカールの背後にいる組織を相手にするため、おそらくは地球圏を離れている。
そっちの設定の方が話に広がりがあるから、いつの間にかアニメでも そういうことになっていたりして・・。
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