【GBA】ぴちぴちっとライブスタートの感想
ウィキペディアによると2002年9月から連載された漫画が2003年4月にはアニメで放送された作品が原作のゲーム。そもそも漫画のストーリー担当がアニメ畑の人だった。
面白いゲームだという評判を聞いて知らずにやってみたら、アニメの方にもハマった。
(オープニング画面は3種類あるよ)
ジャンルは音ゲー
そもそも、この作品が歌で悪者をやっつける女の子達の話なので、ゲームシステムが音ゲーというのがキャラゲーとして完ぺきにマッチしている。
メーカーはコナミだから本場といっていい。
こういうゲーム画面。
譜面が下からせり上がって来る
DDRことダンスダンスレボリューションと同じルール。
ただしタイミングがずれると歌唱の音程が狂う。
むしろ狂ったのを聞くのが楽しい部分さえある。
このゲームのタイトルは「マーメイドメロディぴちぴちピッチぴちぴちっとライブスタート」ですが
ウィキペディアによると発売スケジュールは以下の通り
2003/4 アニメ開始
2003/10 アニメ27話 GBA1「副題なし」発売
2003/12 アニメ37話 GBA2「ぴちぴちパーティ」発売
2004/3 アニメ50話 GBA3「ライブスタート」発売
52話で1期終了
そのまま続けて2期が放送された。
つまりアニメの放送中に1クール間隔で3本もゲームが発売されていたようです。
そして1期の放送が終わるとゲームの発売もストップした。
3本も出すならアニメが完結してから完成版を出してくれ(泣く)。
当然のことながら、ストーリーが進行するにつれて新しい曲が増えていくので、放送途中に発売されたことにより、ラスボスを倒した時の歌が入ってないんですよね。アルフィみたいなやつ。
贅沢を言うと、2期の歌だってゲームにして欲しい。
こういう時のDLCだろ。なんて思うのだがハードがGBAじゃ無理な願いだった。
もっと贅沢を言うと藍色と黄色の出てくるのが遅すぎてソロ曲が存在しないという不満も出てくるが、アニメの話は置いといて。
ゲームに収録されてる曲は14曲。1作目からは6曲増えている。ちなみに2作目はボードゲームだ。
14曲と言っても歌うキャラ毎に譜面があるのでレパートリーは多いというのが面白いところ。
かなり良くできたキャラゲーとして猛烈に褒めたい。
キャラ毎の譜面というのは、劇中でメイン3人で歌っている曲の場合は、誰か一人の歌唱パートを担当するということだ。3作目ではそうでもないが、1作目だとマジでハモりパートしか聞こえてこないから面白いよ。
あと1作目は主題歌もキャラが歌っていて、キャラソンCDに収録された。
【ひとりでとことんピッチ】
フリープレイモードのこと
難易度でスコアが記録できて、下手なプレイも3回分記録できる。
下手なプレイを記録して意味があるという点では、すごく個性的なゲームだと思う。
お邪魔オプションみたいなやつはランダムがある。他にも邪魔はあるけど「つづけてピッチ」の方でしか出て来ないし自由に選べない。まあ邪魔がなくても「むずかしい」は難しかった。100点を取るのは厳しい。
点数が3ケタしかなく点数の基準が分かり難いし、成否判定も分かり難い。
100点を取ると、漫画では言っていたらしい各キャラの決めゼリフが聞けるというのは嬉しい。アニメでは全員ラブシャワーピッチだったが、クールシャインピッチだとかプリティシュガーピッチだとかレア感がある。
【ゲームモード アニメでピッチ】
アニメの39話まで1話ずつダイジェストで見ることができる。毎回戦闘あり。
場面引用も豊富だし、アニメのエピソードを確認するための事典にも使える。
これがあったからアニメの方に惹かれたと言える。なにせダイジェストだから人物の関係が理解できず、やもやして確認したいと言う気になる。
それに、曲も良くて、アニメでどんな風に歌ってるのかちゃんと見たいと思った。
それから毎回歌に入る前に変身シーンがアニメで挿入されて、ふとももにやられたというのもある。
歌い出す前に「ぴちぴちボイスでライブスタート」と言ってくれるし、歌い終わったら「ラブシャワーピッチ」「アンコールはいかが」と毎回の約束事を漏らさず言ってくれる。そうか、それで洗脳されたんだろうな・・。
39話で終わりなんだけど、39話の右の空白が気になるので無理やり開けてみたら「おまけ」っていうのが出てきて、選択すると普通に39話が始まるんだなぁ・・。
(スケジュール詰まってたのは明らかだから時間があれば何か入ってたんだろう)
納期を遅らせないキャラゲーの鑑。
【ゲームモード つづけてピッチ】
持ち点が無くならないように連続100曲プレイに挑戦するモード。
クリア目標が50~95点と言われたら96点以上取ってはいけない。
95点を越えた分だけ持ち点から引かれる。
わざと失敗しろってどういうことだ。
リズムに全く触れないことで50点と考え計算してクリアできた。
クリアしたらアニメクリアと同じ「おめでとう」が出てきた。解禁要素は無い。
【ゲームモード あつめてピッチ】
なんでみんな半目なの?なんで半裸で酒飲んでるの。
集めるのは棚の上のマスコットとポスター。
(マーメイドプリンセスは7尾いるのに6体しか置けないのなんでだろう。)
神経衰弱とクレームゲームをクリアするとコレクションを貰えるので、何度も神経衰弱とクレーンゲームをプレイした。途中から何を持ってたか思い出すゲームになってた。
全部集めるとノンクレジットムービーが解放。
何気にSDキャラのグラフィックが良くできてるよ。曲選択のポーズも全部違ってたり、プラズマテレビとか成人式衣装とかチョイスがマニアックで面白いので選んだ人を褒めたい。作品への入れ込み方が丁寧で好感のもてるキャラゲー。
【ゲームモード いっしょにピッチ】
通信ケーブルで3人まで同時プレイ可能。
つまり3人で疑似合唱できるってことですね。
パート・ミックス・シンクロというモードがあって、
パートだと、同じ曲で別のパートを分担する。
ミックスだと一つの譜面のノーツを分担して押す。
シンクロは同じ譜面で判定を共有する。
通信モードだとハモリパートだけ歌うようになった。
3人で「つづけてピッチ」をやると1pるちあ2pはのん3pリナで固定されるようだ。
【ゲームモード ヒッポでピッチ】
ボーカロイドに好きな歌詞で歌わせるバカゲー。
【ゲームモード あなたのピッチ】
オプションなので特筆すべきは無いけど、色や壁紙などの設定ができる。で、色を変えた時に対応した人魚のグラフィックが表示される。初見でこの可愛い黄色の人魚はいつ出てくるんだろうと思ったら出て来なかった。アニメ見るしかないなと。
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