【PC】ガンダム War for Earthの違い
ガンダムの実写映画化が発表されました。
それに関連して、ガンダムを実写映像で再現した「The War for Earth」というゲームを連想した人の多くが、これをPSのクソゲーだといっている。
私自身の考えでは、バカゲー、マゾゲー、理不尽な運ゲー、死に覚えゲーというマイナス要素を含んだゲームを全て「クソゲー」の一言でまとめてしまうのは違うと思う。
面白くないのは製作者にセンスがないだけ
難易度が高いのは製作者がマゾいだけ
でもバグが多発するような作り込まれていない未完成の商品はどうだろうか?
不具合を放置してあるのは誠実さの欠けた「クソゲー」である
そして、一貫した世界設定をもって完成されたオモシロ映像を見ることのできる「The War for Earth」をクソゲー扱いするのは、ネタとしてならともかく間違っている。
ゲームとしての出来は、正解ボタンを押せばご褒美映像が見られるゲームなので、こんなものだろう。
先に進むためのボタンを押すタイミングは画面で知らせてくれるし、どのボタンを押せばいいかも完全なノーヒントではなく、映像から判断できる材料はある。
判断できる時間が短いと思ったら難易度を選択できるので「ウォークスルー」に切り替えるべきで、勘だけが頼りの迷路は、マッピングすれば確実に先に進める。
それと実はPC版とPS版の内容には違いがあって・・。
この機会にPC版を遊んでみたのでPSと比べてみる。
PC版はCD-ROM1枚なのに対してPS版は2枚組になっているが、むしろ出来なくなったことが多い。
そして映像の解像度もPC版の方が高い。
PC:512x256 MOV
PS:320x160 STR
なにより違うのが、セーブの存在だ。
PC版はポーズ中にセーブすることで、再開地点を細かく刻むことができる。
ただしゲームオーバーになってからセーブはできないので注意。
PS版はシーン毎のパスワード方式だった。
例えば冒頭のシーンだとコロニーを出てホワイトベースに帰還するまでがワンシーンなので、それまでにゲームオーバーになると、ずっと車のシーンから見返すことになってボタン操作も全部やり直しになる。成功するまで同じことを何度もやらされる。
PC版は間違えた直前の操作からリトライすることができる。
「ラッキーボーイだぜ」でお馴染みのこのシーンでは、データベースと書いてあるモニターをクリックするとメカニックの情報を閲覧することができる。
どうやら時間制限があるようで、一定の時間が経過すると自動的に話が進んでしまう。全部読む時間は無かった。というか、貴重な情報は書いてなかったけど。
ちなみにこの場所はゲーム中に2回登場するので、見るチャンスも2回ある。
これもPSで省略された射撃ゲーム。
キーボード操作でカーソルを動かしてビームを撃つ。シールドで防御することができる。一撃でも当てれば破壊することができるが、相手は素早いうえに大量に存在する。
こちらも一発の被弾で終了となるが、上手くいかなくても「射撃の腕はまだまだ」と言われるだけで先に進む。これが難しかったのでクリアはできていない。
ガンタンクのキャタピラ状態で迷路を抜けた後にもドップを相手に同じ形式の射撃パートが挟んである。PSの方だと、あの形態では一切戦闘をすることが無かった。
これもPCのみに存在するミニゲーム、「エネルギー調節」。
大気圏突入時に、生命維持装置に回すエネルギーが足りないからマニュアルでエネルギーのバランスを調整しろといわれる。
初見は失敗したけど、理解すれば簡単。
バーの長さを切らさないようにすればいいだけ。
あと細かい違いだけど、盾を取るときと迷路の移動時に、左右旋回に加えて上下の視野移動ができる。
迷路の構造が違う。やれられるパターンもPCの方が多彩では?たしか機銃の砲台はPSに無かったと思うんだけど。
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