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September 22, 2020

【PS3】サイドストーリーズ収録のミッシングリンク 終章

ゲームオリジナルの新機体として目玉でもあったペイルライダーは敵側のMSであり、連邦サイドとジオンサイドをクリアしても結局ペイルライダーの詳細やパイロットについては触れられずに終わったので消化不良な感じになる。本編においてのプレイアブルキャラでもないし、敵として対峙した時も無人機と同じような反応なので、ゲームを通してペイルライダーに愛着を持つ人は少なそうに思う。

ペイルライダーに乗っていたクロエは、ミッシングリンクの後日談でようやく姿が確認できる。その頃にはペイルライダーは改修されてトーリスリッターという機体に強化されている。
Tyuni
どんだけ中二病だったら そんな台詞が出てくるねん。


後日談はもうひとつあって、そちらでは途中で別れたリッパーのその後が描かれている。これはリッパーというよりイフリートシュナイドにスポットが当たっていてガンダムUCとのコラボレーション的な意味合いが強い。
OVA版ガンダムUCの4話は2011年11月に公開。ゲームは2014年5月なのでイフリートシュナイドの経緯はだいぶ後の後付け。


 
終章 ペイルライダー編
本編終了から約10年後
時系列的には逆襲のシャアが始まる手前

1話「死の騎士、再び

ヴィンセントによるとHADESシステムはEXAMシステムに類似点が多いものの、核となる部分は謎のままとのこと。
ペイルライダーに乗っていたクロエに関しては痛覚を鈍らせる処置やGに耐える身体強化が施され、脳波に特殊反応があるがNT能力は無いらしい。
記憶障害を起こしていたクロエはヴィンセントと共に行動することになって反地球連邦組織に身を寄せていた。しかし戦うたびにクロエは消耗していき既に危険な状態だった。
ペイルライダーはブラックボックスである頭以外の改修を受けてトーリスリッターとして運用を続けていた。という前説。

グレミー派の残党がシャアの乗艦を襲撃すべく集結している。その調査任務として2機で戦地に赴いたが、引き返す前にHADESが敵機に反応して攻撃を仕掛けてしまう。



2話「ZⅡ、宇宙を駆ける

トラヴィスによるとボマーとハイヤーは新しい人生を歩んでいる。ダイバーは姿をくらまして何をやっているのかは不明だが、ヴィンセントとペイルライダーのパイロットについての調査をしてくれている。トラヴィスはジャンク屋をやりながら傭兵やテストパイロットで生計を立てていた。
そして10年の後、ダイバーが二人の居場所を突き止めた。そして次の二人が現在行っている任務内容も把握し、秘蔵のZⅡを飛ばして救出に向かう。
途中でグレミー派の残党と交戦。



3話「呪いの終焉 -Lost Area-

クロエはヴィンセントが自分に対して銃口を向けていることがあることに気付いていた。そして彼になら殺されても良いと考えていた。

ヴィンセントたちと合流できたトラヴィス。しかし待機中だった主力部隊が向かってくる。その中にいたクインマンサにはマルコシアス隊の部隊章があった。ヴィンセントの問いかけに応えたのはアンネローゼ。ヴィンセントは彼女が生きていたことを知らなかった模様。
ペイルライダーを見たアンネローゼは怒りを露わに襲い掛かってくる。
アンネローゼの話を聞いているとアルバートを殺されたことを恨んでいるようだ。もちろんクロエは直接的には関係ない。
仲間の死を10年背負い続けたというローゼに対して、お前の戦争は10年前に終わっているとトラヴィスが説得。
特に前触れなくクインマンサとトーリスリッターの両機は爆発。二人の脱出ポッドは改修された。
Mlpl



トラヴィスは3人を引き取り面倒を見ることにする。
スタッフロール。
新居昭乃による主題歌が流れるのはここだけ。

最後の一枚絵はヴィンセントの母親のレストランで食事をする4人の風景。絵だけで説明は一切なし。
ヴィンセントが調理師の服装をしているので、そこで働いているのであろう。ヴィンセントの隣にいるクロエが赤ん坊を抱いているが、これが二人の子どもならクロエの残り少ない命の問題は解決されたということなのか?
 
 


終章 リッパー編 ~Reber the Ripper~

1話「運命を切り拓く者

キャリフォルニアベースでのHLV発射直後まで遡る。
リッパーとシュナイドの二人で基地内の連邦軍と戦闘。その後脱出経路まで退避する。
途中でシュナイドが体にガタがきたと言って機体を停止する。
待機していたユーコンは1機だけならMSを積めるという。
その場に残ったのはピクシーで、それに乗っていたのはシュナイド。「この身を希望をつなぐために使わせてもらおう」と言って暗転。爆発音。
リッパーはイフリートと共にユーコンで脱出した。



2話「リーバー・ザ・リッパー

あれから16年たったということなのでUC0095。("あれ"が一年戦争終結ならUC0096)
というわけで終章ペイルライダー編より更に未来の話。

リッパーはフィジー島に潜伏して連邦軍の輸送機を狙った海賊行為を繰り返していた。
ダイバーから連絡があって必要なら生活の援助もしてもらえたが、リッパーは戦いを望んだ。

ダカールからアデレードへの大規模な輸送計画を察知したのでマーシャル諸島で待ち伏せする。
今回の搭乗機はイフリート。長年の改修を経て中身は別物になっている。人手に渡ったこともあるようだが、リッパーの元に戻ってきたようだ。名称はイフリート(シュナイド機)ではなくイフリート・シュナイドとされた。

戦闘を終えるとカークスの隊から合流を求められる。次の戦場へ向かうところでエンディングを迎える。
ここからガンダムUCのエピソード4でのイフリートの活躍に繋がり、その後のリッパーの動向は『袖付きの機付長は詩詠う』の2巻でも少しだけ描かれている。ラプラス事変はUC0096の4~5月のはず。
Mlrr



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