【PSP】ガンダムメモリーズの情報
10年前にクリアした記憶がうっすらあったので懐かしい気持ちでプレイできた。
発売当時は劇場版00は公開から約9か月程度経っていて参加タイミング的には早い部類だった。ゲーム内での存在感も大きくストーリーも最後まで再現されている。
なんならダブルオー単体のゲームとして見るのもありかもしれない。
「ガンダムメモリーズ 戦いの記憶」
プレイステーションポータブル 発売日:2011年6月23日 開発会社:BBスタジオ (奥井D) ジャンル:アクション |
使用可能機体数:60 ステージ数 シチュエーション:44 (=12+11+3+18) ミッション:158 ステージセレクト制 セーブ箇所:1 |
多人数プレイ:2~4人対戦 通信手段:アドホック通信 拡張機器:メモリースティック内音源をカスタムサウンドに使用可能 インストールデータ:93MB |
資料価値 3
クリア時間 2
クリア難度 3
コンプ難度 3
個人的好き度 2
・参加作品の選出が独特で、ブルーディスティニーやF90のような非映像化作品、冷遇されがちなエックスがいて、出てくるだけじゃなくてストーリーに絡んでいる。エアマスターBやレオパルドDが操作できるのも地味に貴重。
メインともいえる劇場版00についてはアクションゲームとしてELSと戦えるのが珍しい。そういった一定のマイナー価値がある。
シチュエーションモードの原作シナリオは劇場版00とシードデスティニーとユニコーンの3作品のみ。ただしユニコーンは時期的にエピソード3までの半端な所で終わる。それとガンダムのAIが時空を超えて活躍するゲームオリジナルのシナリオもある。
ミッションモードにも時空を超えて繋がったシミュレーターを各世界のキャラが遊ぶというストーリーが一応ある。
・シチュエーションモードの各シナリオクリア時と、ミッションモードのキーミッション5クリア時にスタッフロールが流れる。スタッフロールはすべて同じもの。
シチュエーションのクリアに7時間
ミッションのクリアに4時間
シチュエーションモードから先に始め、その時は慣れてなかったので失敗してのやり直しが多かったので時間が掛かっている。反対にミッションモードは強化用のポイントも贅沢に使えてエンディングまでスムーズに到達できた。ミッションモードの場合、総ステージ数は多いがエンディングまでの最短は30ステージで済むし難しいミッションは飛ばせる。
・難易度については そこそこの難しさを感じた。
ポイントを貯めればMSの能力を底上げすることができて、強いMSが使えるようになる後半になるにつれて簡単になっていく。
強化無しでのクリアも目指してみたが、流石に無謀だと感じた。
強化は5段階まで可能で、シチュエーションモードは3段階でクリアできる程度。対してミッションモードは5段階まで強化したい。そもそも5段階強化はゲームを進めていけば自然に到達できるレベルで、縛る意味はない。
難しさを感じる部分として
指示通りにボタンを押すQTEの要素があって失敗するとダメージを受けることになる。受付時間が短くて集中していないとあっさりと危機に陥ってしまうので注意が必要。終盤ステージになってくると真剣にやっても最良判定にならないことは多い。ボタンのパターンは機体毎に一つしかないため、手元にメモを置いておけば難易度がぐっと下がる
それと戦艦の護衛が多数相手にするので単純にめんどくさい。複数の敵を相手にする場合には1機ずつターゲットを切り替えるため任意の敵をロックオンできないという問題がある。
特に印象に残ったステージは、かったるい「500機撃墜王」と、せわしない「プトレマイオス2大気圏突破作戦」
・メインメニューに達成率が表示されている。これを100%にすればコンプ終了。
必要なことは全ステージのクリアと、ミッションのサヴァイブのクリアでMSを揃えるだけ。
サヴァイブは連戦になるので普通にクリアするより難易度は高いが、ミッション間で体力は回復するので問題にはならない。
こなさないといけないミッション数が多く、エンディングまでの4時間とは別に10時間掛けて全ミッションのクリアとなった。
・アクションゲームとしては凡作
ステージマップは背景の絵が違うだけでどれも同じ。
ひとつの開けた空間の中で敵に接近して近接攻撃を振るという単純な作業になりがちで飽きが早い。
ほとんどのミッションは出てくる敵を倒すだけの単純なものだが、特殊な勝利条件として制限時間まで生き残るものや戦艦の防衛というのもある。プレイヤー側は3機チームなので体力を管理して交代を行うという要素があり、チキンレース的な駆け引きになっている。
QTE形式の攻撃も面白いとは思えない。失敗すると大ダメージを受けるので、単純な作業で高リスクを背負わされるのが大きなストレスに繋がる。映像演出としてはかっこ良くできているので、そこは褒められる点のひとつだ。
グラフィックの特徴としてアニメのベタ塗り描画表現を3Dポリゴンで再現している。
一応ゲームオリジナルのシナリオがあったり、登場人物の人選が挑戦的だったりするのは評価対象になる。
こんなセリフあったけ?聞いた気もするけど、それはこのゲームでだろうか?
ELSとの戦いの再現があるのはポイント高い
【参加作品】
ファースト | 長い眠り(後半) 窮地に立つガンダム |
ゼータ | 潜入 モビルスーツ |
逆襲のシャア | Main Title (サビのみ) |
ユニコーン | UNICORN (サビのみ) |
F90 | |
ブルーディスティニー | Thunder Clap |
ウイングEW | Final Attack |
エックス | 駆け抜けるGX |
SEED destiny | 君は僕に似ている キラ、その心のままに 出撃インパルス 叫びと撃鉄 狂気の果て |
VS アストレイ | |
ダブルオー 2期 | OO GUNDAM Trans-am Raiser We are Celestial Being |
ダブルオー 劇場版 | Final Mission |
ダブルオー MSV |
アストレイはミッションモードにいるだけ。ハチがAIの話に絡んでいても不思議ではないのだが。
カスタムサウンド機能があるのでBGMを既存のものと置き換えできる。それと戦闘中にBGMを変更することも可能。
音楽ファイルの位置はMUSIC内のGMEMフォルダ。
【解禁要素】
シチュエーションひとつクリアでミッションモード解禁
シチュエーションみっつクリアでオリジナルシナリオ解禁
メインメニューにクリア率が表示される
特定のミッションクリアでミッションモードのモビルスーツが増えていく
特定のミッションクリアで対戦用のステージマップが増えていく
【攻撃手段】
ガード崩し
ふっとばし
10秒無敵バリア (ニューガンダムとセラヴィーだけ)
変形
交代
控えMSがいる場合は交代できる。
仮に控えがいても自機の体力が無くなるとゲームオーバー。
控えMSは体力が自動で回復するので何度も入れ替えて戦闘継続できる。
覚醒
SPゲージを1本消費
30秒持続
覚醒の効果は攻撃/防御/速度/平均の4タイプ
覚醒のタイプはMSによって異なる
クイックアタック
SPゲージを2本消費
一方的に相手を攻撃できる
最大で4回の攻撃チャンスがある
入力が早いほど高評価になる
評価はexcellent/good/niceの3つ
遅すぎたり違うボタンを押すと攻撃は外れる
また低い評価の場合でもミスが起こるし、相手から反撃を喰らうこともある諸刃の剣
CPUも使用する。この時、何回攻撃か分からないので無駄なボタンを押さずに ちゃんと待つようにしましょう。
コンビネーションアタック
SPゲージを3本消費
最大で3回の攻撃チャンスがある
クイックアタックよりもダメージが大きく、万一の場合にもカウンターが起こらない。
CPUも使用する。
MSのタイプは3種類ある
short/long/speed
shortは近接ダメージが大きくてひるみが付く
longは射撃ダメージが大きくてひるみが付く
speedはQAの要求されるボタンがひとつ減る
コスト
実はチーム編成にはコストの概念がある。
ユニコーンガンダムのみ2機分の枠を消費する。
ユニコーンガンダムのみ!
攻略法
ガード崩しを買う
ガード崩しを撃ち続ける
できればショートタイプのMSを使う
敵の体力ゲージは赤になっていても見た目より多く残っているので安心しないように。
QTEで同じボタンが3つ続いている場合、2ボタンずつ入力した方が安全。ラグでズレるから。
ボタンの反応に癖を感じる
攻撃時の戦闘演出が見どころ
【シチュエーションモード】
連続性のあるストーリー付きのモード
内容について
劇場版00は2期の回想も含んでいる。
シードデスティニーはなんとステラ主観。それ以外はシン中心に進む。ラストのアスラン キラ戦は負けてもクリア扱いになるだけだなく、倒しても倒したはずのストライクフリーダムが再登場し画面がホワイトアウトして強制終了となる。そしてステラの「また明日」と言う台詞でスタッフロールという、すっきりしない終わり方。
ユニコーンはエピソード3のパラオを脱出するまで。
オリジナルシナリオはRX78のAIが各ガンダムパイロットから学習していくもの。
シードデスティニーのパートではステラを救う展開になるのが奇麗。
「ユニコーンの登場」のクシャトリヤ
「競う歌」のビグザム
「助けを呼ぶ歌」のデストロイ5機
あたりが初回では難しい、といっても大した問題ではないけど
【ミッションモード】
ミッションは一つずつ購入で追加する。
出てくるミッションはランダムで、別のミッションが良い場合は買いなおすこともできる。
ランダムなので同じものが出る場合もあった。
ミッションの多くは連戦になっていることがある。
ミッションクリア条件を満たした後も体力維持したまま仕切り直しで連戦になる。
最大3連戦。
各ランクでミッションを5つクリアする毎に、そのランクのキーミッションが登場し、キーミッションをクリアすることで次のランクへ進める。
特定ミッションをクリアすることで使用MSが増えていく
MSの能力には格差があり、ランクが低い時に手に入るMSは鍛えるだけ損。
ランク1のキーミッションで手に入るスサノオは最後まで使えるほど能力が高くて、クリア時のメンバーにも残っていたほど。
攻撃力が最高値になるMSリスト
クアンタ・リボンズ・ストライクフリーダム・ユニコーン・シナンジュ・ニューガンダム
特徴的なミッションとしては
ガンダム鹵獲作戦でアリオスを撃破しがち
・サヴァイブ
自分でセットした5つのミッションとキーミッションの6つで連戦をする
ミッションはシリーズで色分けされている
同じ色でそろえてクリアすると報酬としてMSが得られる
報酬MSは各ランクに緑青赤黄の4種類ずつ
・入手可能MS
ランク1
スサノオ
アルケー
ガデッサ
インパルス ルナ機
カオス
アビス
デスサイズ
サヴァイブ:ガラッゾ・Bインパルス・ブルー2号・レオパルドD
ランク2
アヴァランチエクシア
GNアーチャー
フリーダム
ガイア
ジオング
ヘビーアームズ
サヴァイブ:セラヴィー・Sインパルス・ブルー3号・エアマスターB
ランク3
ケルディム
アリオス
セイバー
ゼータ
ジオ
キュベレイ
サンドロック
アシュタロン
サヴァイブ:0ガンダム・アカツキ・デルタプラス・ナタク
ランク4
ダブルオーライザー
デスティニー
レジェンド
ニューガンダム
サザビー
ヴァサーゴ
サヴァイブ:リボーンズ・ブルーフレーム・クシャトリヤ・トールギス3
ランク5
クアンタ
サバーニャ
ハルート
ラファエル
ストライクフリーダム
インフィニットジャスティス
ユニコーン
シナンジュ
ウイングゼロ
サヴァイブ:ブレイヴ・レッドフレーム・F90・ダブルエックス
パトゥーリアはミッションモードにしか登場しない
【ネットワークモード】
つまり対戦モード
1人ではプレイできないが2人いればCPUを交えて開始できる。
対戦形式は3つ
タイムマッチ:時間内の撃墜数を競う
デスマッチ:設定した撃墜数に到達すると勝ち
MSハント:制限時間内で旗を持っていた時間の長いプレイヤーの勝ち
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