雑談 リメイクに期待することってなんだろう
昨年出たタクティクスオウガ リボーンはやらないのか?というコメントがあったので答えたいと思った。
私はタクティクスオウガ大好き人間であるが、今日までまったくリボーンの事は話題に出さないでいたし、実際にやってもいない。
一番の理由はリボーンには追加シナリオがないらしいから。
1回目のリメイクである「運命の輪」の時はユーリア登場だの、オズマ加入だの、ワクワクしたものだが、2回目となる今回のリメイクの規模は明らかに小さい。新規ユーザーが現行機でプレイできてプレイアビリティも向上しているというのが今回のリメイクの主題っぽいと思った。
既プレイのユーザーがリメイクをプレイする動機の中に懐古によるものがあると思うが、タクティクスオウガに関しては内容を鮮明に覚えているので全く懐かしさを感じていない。
ストーリーと背景設定が好きなゲームでストーリーが変わっていないのだからやる必要を感じなかった。
ボイスにも興味がない。または今更印象を上書きされたくない。
ボイスの追加も新規ユーザーに対して今風にするためのサービスなんだろうし。
スクエニに期待していない。
現行のゲーム機で遊べるようにするだけなら移植という手法が取られる。
例えば「アーケードアーカイブス」ではオプションとして
バグの修正と同時にオリジナルバージョンとの切替も可能になっていて
オリジナルを尊重しながらプレイアビリティが上がっているため移植の形として非常に理想的だ。
多数のメーカーが参入していたなか最近アルュメのゲームが出て、バンプレストの参入も発表になったので、ガンダムのアーケード作品が移植されることを心待ちにしている。
閑話休題
移植といえどバグの修正くらいはしてくれる。
ではオリジナルの移植という手法に対してリメイクに期待することってなんだろうか。オリジナルのままが良いならリメイクするなが解答になる。
不満点が明確であれば、そこの改善を望む。しかし過去の名作を捕まえて不満点というのも酷な話だ。
昔のゲームにありがちなのは、ハードの限界による所持品の制限や移動速度に付随するゲームスピードの遅さが挙げられる。
要約すれば必要のない不便さとでも言おうか。そういうのを残してノスタルジーに浸らせるのはリメイクの役割ではないと思う。
あと昔よりコントローラーのボタンが増えているのでキーアサイン機能の追加なども考えられる。
これはリメイクに期待することというよりリメイクをする上での大前提かもしれない。
これは不満点というか、時代の経過でグラフィックが古臭くなるかもしれない。そういうものを刷新するとか2Dを3Dにするとかは、ほとんどのリメイクで見られる変化だ。
グラフィックには思い入れがある部分もあるけど、新しくなったらなったで楽しみな部分もある。それにしてもリメイクに期待するようなことではないというのが私見である。
もしくは表現力の向上で本来出したかったものが出せるようになった。とかだったら寛容に受け入れられるとは思う。
だからPS1時代のポリゴンを今の時代準拠のポリゴンにするのは賛成。これって好き嫌いの問題かね。
かまいたちの輪廻は人物グラフィックがシルエットだったのを、明確な姿を設定して漫画絵にするっていう大胆なリメイクだったけど、懐古には受けるはずが無かった。
ハードの進化は表現力だけの話ではない。制作時は時間の余裕またはメモリの余裕がなくて入りきらなかったものを追加してもらえたら、それは嬉しい。当時あったかもしれない要素なのだから後付け風味が薄いし、裏話を知ることができてお得にも感じる。
ゲームシステムの変更というのはメーカー側が『如何ですか』と提案してくるもので、結果的に良いものであったとしてもユーザーが期待するものではないはずだ。というか元々好きだったゲームのシステム変更を望むユーザーは奇特な存在だと思うけど。
やるとしたらオリジナルモードと隔離した新ルールの追加とかオンライン要素の追加など。
新しいゲームを作りたいなら素直に新しいゲームを作ってくれとも思う。
いちおう雑に書いとくと音楽はノスタルジー要員なので豪華にしてもいいけどオリジナルも残しておいて欲しい。
2Dゲームをフルボイスにすると3Dのカットシーンと違って画面が動かない分だけ絶対に間延びする。
まとまりが付かなくなったけど、これは雑談ということで。
リメイクするならオリジナルより広くなることに期待する。
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