アクシズの脅威の追加調整版がアクシズの脅威"V"
どうして1年後に似たようなものが出たのかというと
企画の発端はPS2への移植だったので大幅な変更は行われず現在の形となり
PSPでも出ることになった。
![Titl Titl](https://tonghu.txt-nifty.com/photos/uncategorized/titl.png)
「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」
プレイステーション2/プレイステーションポータブル 発売日:2009年2月12日 開発会社:ベック (浪川D) ジャンル:戦略シミュレーション |
勢力数:14 =(5+隠し9)
ユニットデータ数:579種類 図鑑登録機体:579種類 そのうちの99種類がSFS搭乗差分で、武装が違うだけのデータが35くらいあって、他にも可変機や色違いの差分データがある 生産可能ユニット:343種類
エリア数:74=(特別エリア23+通常エリア54) そのうち状況によって出現するエリアが4つ
ターン制限:999ターンでゲームオーバー 連邦編とジオン編の1部だけ例外で100ターンでゲームオーバー
部隊数制限:250部隊
セーブ:20個+中断データ1つ+システムデータ 中断セーブのデータはコンティニューしても消えない
難易度選択:very easy / easy / normal / hard / very hard / hell / special 最初から全難易度が選択可能 |
拡張要素:PSPアクシズの脅威からセーブデータ引継ぎ コンプに影響なし |
資料価値 4
クリア時間 5
クリア難度 3+
コンプ難度 3
個人的好き度 5
・選択肢によるイベント分岐で様々な歴史のイフが体験できる。
イベントにアクシズの脅威無印からの大きな変化はなくて、
追加はテムレイ軍が追加されたことと、アライメントで新規キャラが加入するテキストのないものだけ。
そのテムレイ軍にしても外伝シナリオなのでイベント数は極端に少ない。
ユニットの種類は大幅に追加された。
特にZ-MSVはマイナーな部類だし、その中でも地味なネモ2を引っ張ってきたことは嬉しい。
ガンダムフル装備という珍しいユニットがいるが、ガンダムの武装違いなのでゲームオリジナル新規ユニットとは認められない。
・ユニットの生産ターンが短縮されたり、開発条件も緩和されてゲームバランスは結構変わった。
大きな差はないだろうがクリア時間は無印版よりも短いと思う。
・ユニットの種類が多くなったことで、なんでも開発していると進行速度が遅くなったり無駄な資金を使うことになる。
それを踏まえると生産すべきユニットを精査して進められるかどうかで難易度に差がでてくるだろう。
・コンプ要素は図鑑
今作ではテムレイ軍がいるのでユニット図鑑は簡単に埋められる。
・基本的なことは今までの野望シリーズの積み重ねであり大きな不満はない。
脅威Vでの変更点に関して言えば、イベントは声の収録の関係もあって難しかったのだろうが、閃光ハサのイベントがひとつもないのが残念。
それから無印版の時と同じ問題で、連邦とジオンの1部はイベントが豊富なのに、エゥーゴ、ティターンズ、アクシズで進めた時とは密度に差がある。
なので無印版を遊んでいて追加のイフイベントに期待しているなら わざわざこっちをやらなくてもいいレベルの差。
ゲーム性の部分を見ると無印からUIの見た目が変わっていて操作の利便性が増している。
明確な不満点であった資源の使い道のなさを解消するための売却要素が追加されたことも大きい。
ユニットのパラメータは耐久が2倍になっていたり、武器の威力が2倍になっていたり、必要な資金が1/10になっていたりしてかなり違うためプレイ感覚は異なる。全ユニットの生産ターンが1になるスペシャルモードも用意されているし
無印版を遊んでいても 新鮮な気持ちで遊べるだろう。