春麗の中P>屈中P>スピバ (スト6)
初めた頃なら失敗するかもしれない難しいコンボを狙うよりも確実に出せるコンボを使った方が勝率は上がるだろう。
それでも いつかは立ちはだかる壁に対して自分に残された伸びしろとしてコンボ練習と向き合わないといけない時が来るものだ。
前提として(ガイル以外の)全員分のコンボトライアルをCとMで終わらせる程度の技術は身に付けているにも関わらず
表題の通り春麗のスピニングバードキックを使うコンボが難しすぎると感じた。
全く出ないことはないが
およそ実戦で使えるような成功率ではないので代わりに百裂脚で締めることを甘んじて受け入れた。
一応言っておくと操作タイプはモダンでデバイスはキーボード。
まあひとつのことにこだわらなくても他に練習することがたくさんあったので、その時は
このコンボとJP戦の対策についてはバッサリ切り捨てて目を逸らし見ないことにした。
その後、行雲流水の構えにも慣れ、起き攻めパターンも組んで、空中ヒット限定のコンボだって出せるようになった頃、
うっすらと抱いていた疑問が徐々に確信めいてきていた。
他のプレイヤーの対戦リプレイを見ていると、どの春麗も当たり前のようにスピバ締めコンボを使っている。流石に自分の入力方法がどこか間違ってるんだろうなと思ったし、絶対スピバを使うべきだということも思い知るに至った。
まず技の構成を紹介する
中P(パンチ)のヒット後は6F(フレーム)先行できる状況で、続く屈み中Pの発生がちょうど6Fなのでコンボになる。特別な連続技ではないので技硬直をキャンセルするのではなく技の動作が終わると同時に屈中Pを押すというちょっとしたテクニックが必要だ。そんなぴったり目押しできるのかというとそうではなく、4F前から先行入力が効くようになっているので練習すれば安定するから心配はいらない。
続くスピバ(スピニングバードキック)は30Fの間下方向に入力し続ける操作が必要になる。ところがモダンの屈中Pは下入力ではなくアシストボタンと中攻撃の同時押しなのがややこしいポイント。さらにその前の中Pは立った状態でなければ出せないので、中Pを押す前に下溜めを作ることができないのも厄介なポイントとなっている。
このコンボで使うスピバはゲージがあるならOD版、使わないなら中スピバを用いる。
屈中Pの後にアシストボタンを離すのが遅れると、続く中ボタンでアシストコンボが成立してしまいOD百裂脚が出てしまうのも失敗例のひとつだ。
スピバは屈中Pの硬直中にキャンセルで出す必要があり、その猶予は20Fという期間。ボタンを押すのが早すぎると溜め時間が足りずにコマンドが成立しないし遅すぎるとキャンセルにならずにワンテンポ遅れてから生のスピバが発生する。
まとめるとつまり中ボタンを押して すぐ下を押して 下を押したままアシストと中ボタンを押して アシストボタンを離しつつも下溜めを維持して溜めができたら 上と中ボタンを押すという操作を決まったタイミングで行えばいい。そんなの頭こんがらがるよな。
まずはトレーニングモードで自分の入力を見てみよう。
今となっては習得できたので上手く失敗できたか分からないが、スピバが出ない時の入力がこれ。下溜め時間を見ると29Fでギリギリ足りてないのが分かる。
見るべきポイントを強調した。
黄色で囲った部分の下側、中P部分だけで27Fあり、そのうち24Fが下入力に使えている。
残りの溜め時間は6Fだけでよいはずだが
上側、屈中Pを打っている時間が8Fしか存在せず、溜め時間も5Fに終わっている。
そもそも屈中Pのキャンセル猶予が20Fなのだから屈中Pが8Fで終わっているのは明らかに早い。
中Pの24Fと猶予20Fを合わせたら理論上44Fは溜めていられたはずなので30Fというハードルはむしろ低いことが分かる。
ということで屈中Pの最中のスピバの入力が早すぎだったことが判明。だってキャンセルだったら早くしないと失敗するって思ってたのに、実際はもっと待ってからキャンセルしないといけなかったとはショックだ。
つまり入力手順というよりも入力リズムを改善するだけでいい。
いままでも29F溜めることができていて場合によっては30Fになることもあるのでスピバが出ることもある。実のところ改善前の平均溜め時間は27Fと安定には程遠かった。実戦でのフレームのブレに関しては仕方のないことなので、前後のブレ範囲を前提として多めに溜め時間を作る必要がある。
安定しない人は溜めの入力時間を見て35F以上になるように練習するといい。
これを踏まえて反復して練習をする
成功するが33Fで精一杯
そんなはずないもっといける
36Fいけた
37Fいけた
43Fいけた
46Fいけた!
コツとしてはアシストを離した後の11Fある下入力だけの部分をいかに伸ばせるかを意識。
なんならボタンを1回空押しするくらいの余裕があって、それを癖付けるのもいいのかなと思った。空押しが遅すぎると45F付近になるので逆に危ないのかもしれないが最速空押しならちょうどいいかも?
原因さえわかれば 上達はすぐだった。
でもきっと今日のこの瞬間だけ。
これを日を跨いで練習することで習熟したい。
これがスト6の入力履歴の便利なところ。トレーニングモードのありがたみを実感できた瞬間であった。
補足:ODスピバ後の選択肢
それぞれ2~3F遅らせることでヒット後の状況の微調整が可能
SA1~3 | どれでも繋がる |
強天翔 | ノーゲージのダメージ重視 モダンとはいえ技ボタンを使う必然がないため コマンドで出した方が168ダメージ得 相手との距離は離れる ステップ2回するとマイナス1F ラッシュにすれば打撃と投げの選択 壁際なら37F密着 |
中天翔 | 壁際で26F密着となり最速インパクトが重なる |
弱スピバ | 天翔よりも距離が近めで起き攻めがしやすい ステップ後は11F 弱Pが届く距離 あえてスピバを遅らせることで中Pも届く距離になるが屈中Pに繋がらない |
中百裂 | ステップ2回でほぼ密着の7Fになる 中Pが持続当たりするので後強Pに繋がる 45Fなので壁際ならジャンプ攻撃から6F無敵技をガード可能 弱百裂でも遅らせることで45Fにはなる |
ラッシュ弱P >強百裂 |
画面端への運搬力が高い 最速でステップすると逆に距離が開くので注意 遅らせステップ2回で9F 投げ間合い 壁際なら強天翔が繋がる |
ラッシュ弱P >構え中K >強天翔 |
2929の高めのダメージ 上の強百裂と同じくらい運べる |
ラッシュ弱P >構え中Kラッシュ >屈強P >構え中K >SA1~3 |
大ダメージが出る SA3の場合5075ダメージ |
(壁際) 弱百裂 >強天翔 |
壁際のダメージ重視 弱百裂が1F遅れると強天翔は外れる 35F密着 |
ところでスピニングバードキックは頭文字を取るとSBK
SKBはこころの一説、"精神的に向上心のない者は馬鹿だ"の略なので留めておいて欲しい。
スト6の話題はあと2つあって
次、2つ目はsteam版のロード時間のはなし。
タイトル画面からメニュー画面への移行がやけに遅いので日々ストレスを感じていた。
トレーニングモードにしても、カーソルを合わせたキャラクターのグラフィックが相当待たないと表示されない。
これはもうPCのスペック不足だろうと自覚しつつもゲームプレイには影響ないため特に対処をせず発売日に購入してから5か月が経過。ようやくCPU交換かメモリ増設を決心した後にとりあえず今すぐできることとしてインストール位置を変えてみることにした。
というのは自分のPCはSSDとHDDのハイブリッドでSSDは主にOSのために割いている。スト6の容量は60GBで全体の1/5を占めることになってしまうのであまり歓迎はできないが実験的な意味を込めて実行したところ挙動が劇的に早くなった。
たしかにOSの起動が早いのはSSDの恩恵だったのだろうが、それにしても明らかに実感できる変化だったので感動した。
HDDよりSSDからの読み込み速度の方が優れていることは全くsteamのゲームに限った事ではないが、自分の体験として初めてのことだったため強く印象に残った。PCのスペックは現状維持でいく。
次、3つ目の話題はポケストのはなし。
身も蓋もないことをいうとブラウザ上で遊べる「たまごっち」のサービスがスト6のWEBサイトにある。
最近12種追加されて現時点で75種類存在するその図鑑のコンプリートを目指すのを楽しんでいる今日この頃。
最初の頃は仕様の理解に苦しんだものの、今はもう進化の法則を掴んだと認識しているので後は時間の問題だけとなった。
卵から生まれるモンスターの育成はリアルタイムで進行し、1生のうちに4回まで進化する。
1回目が1時間経過時、2回目が12時間経過時、3回目が1日と12時間経過時、そして最後が3日経過時で、7日目に巣立っていく。
具体的な体験談をすると、ネロンやドムンドになると3日経っても進化しない。そうなると以降は育て損と言ってよい。進化しない原因はフラグが未達成であるためなので別の卵か分岐先を目指すことを勧める。特定のキャラを作り、アイテムを入手することで別キャラクターの進化の道が開けるはずだから。
もうひとつ難しいのが系統図の左右分岐のコントロールだ。
ごくシンプルに言うと、放置気味だと右に進み、小まめに世話すると左に進む。
うんこ12個の状態で1時間経過、または空腹状態から1時間経過でモンスターがピヨる。そこから6時間経過で死亡。
シビアな話、死ななければうんこだらけにする必要があるし餌を最低限にする必要もある。
育成が計画通りに進むと目当てのキャラクターのドット絵を拝むことができる。やっぱりドット絵は風情があって素敵。
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