ファンタジアン(ネオディメンジョン)の感想
「ファンタジアン」は2021年にApple Arcadというニッチなプラットフォームで配信されたJRPG
2024年にネオディメンジョンの副題を付けて一般的なゲームコンソールに移植されたのを機に初めて遊ぶことができた
開発はミストウォーカー
ファイナルファンタジーの生みの親でもある坂口博信による作品なので
初期のFFが好きな自分にとってはプレイを通して懐かしさを感じる部分が多々あり
こういうFFを求めていたんだと言いたくなる満足度で遊んで正解だった。
実際にインタビューでもファミ通の配信企画でFF6(クラシックミニSFC)を遊んだことがきっかけで開発が始まったと語られていたので、若者よりもスーファミ世代のおじさんにこそ刺さるゲームになっているはずだ。
まず写実性を突き詰めた近年のFFとは異なり、本作のグラフィックは3Dでありながらもデフォルメされたビジュアルが用いられている。それが適度に記号的なモーションとマッチしていて想像の余地が残されている辺りは2Dドット表現の延長線上にあるように取れた。
そしてグラフィックの面で最も特徴的なのが、実物のジオラマを撮影して作られた背景である。
完全な手作業で製作されたジオラマからはデジタルと違って手作り故の粗さも滲み出ているが、この不規則さには暖かみがあり、世界そのものが優しく感じられる。この手触りは物語のトーンとも噛み合っていて、世界は滅びに向かっているはずなのに、不思議と暗くなりすぎない。
戦闘シーンもジオラマ内
ダンジョン
フィールド
個室も別々に作り分けられている
メニューを開くと全景が見れて嬉しい
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